日本囲碁ニュース (その他)

日本の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
日本で行われている囲碁のイベントや棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2020年1月21日 ]

女流棋聖戦・開幕戦は鈴木が勝利

 三連覇を期す上野愛咲美女流棋聖に、鈴木歩七段が挑戦する第23期ドコモ杯女流棋聖戦挑戦手合三番勝負(株式会社NTTドコモ協賛)が開幕。第1局が1月16日、神奈川県平塚市の「ホテルサンライフガーデン」にて行われ、鈴木が白番3目半勝ちを収めた。昨年、女流本因坊位も奪取して二冠となった上野は、一般棋戦の竜星戦で準優勝という快挙も見せ、女流年間最多勝も新記録を達成し、まさに日の出の勢い。対する鈴木は、「まだまだ若手に負けていられない。またタイトル戦に出たい」と語っていた。対上野戦は2戦2敗で、いずれもタイトル戦の挑戦者決定戦という大一番で負かされているが、苦手意識があるかと思いきや、挑戦者に名乗りをあげて「何しろ愛咲美ちゃんと打てるのが楽しみ」とのコメントだった。上野の力の強さはもちろん、鈴木の読みの速さと正確さも定評がある。期待どおりの目の離せない戦いの碁となった。左下から左辺にかけての攻防では、上野が打った「時間つなぎ」に対して「手を抜ける」と素早く判断した鈴木が要所に連打し一本取る。その後上野も本領の力を発揮して挽回したが、右下の攻防で鈴木の判断力が上回り、再びポイントを上げるとそのまま逃げ切った。上野は「自分らしい碁を打ちたい」、鈴木は「ヨセ負けないようにしたい」と、それぞれ次局への抱負を語った。第2局は1月27日に東京都千代田区の「竜星スタジオ」で打たれる。

囲碁ニュース [ 2020年1月7日 ]

全日本大学選手権 立命館V

 12月23日から26日の四日間、東京市ヶ谷の日本棋院において全日本大学囲碁選手権が行われた。全国各ブロックより8つの大学が集まった。
 優勝の最有力は関東の早稲田大学と見られ対抗馬として関西の立命館大学が挙げられていた。下馬評では早稲田の層が厚いとされ6回戦終了まで早稲田が全てを5-0で勝利した。立命館も接戦ながら6回戦全てを勝利して早稲田との最終戦に臨むことになった。
 早稲田のメンバーは主将の昨年度の学生十傑優勝の津田裕生さんをはじめ、今年度の学生最強位である星合真吾さん、学生王座を優勝したばかりの石田太郎さんなど磐石の布陣。立命館は学生タイトルで関東勢と激戦を演じていた世代とは代替わりをし、一線級で戦っていたメンバーがいなくなり戦力ダウンと言われていた。
 メンバー的に早稲田が全て5-0の完全優勝をするのではと思われる中おこなわれた最終戦、副将戦、四将戦と早稲田の星合さん、石田さんが制し早稲田が優勝に王手をかけた。このまま早稲田が優勝すると思われたが、主将戦を立命館の西村遼太郎さんが半目勝ちすると流れが変わった。三将戦を2目半勝ちし2-2となり、五将戦を立命館の平松さんが1目半勝ちとなり、大接戦を立命館が制し2年ぶり8回目の優勝となった。
 どの日も接戦となった立命館大学はチームワークの良さを発揮した。一方の早稲田大学は個人戦では2人の優勝者を出したものの悔しい結果となった。

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