日本囲碁ニュース (名人戦)

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囲碁ニュース [ 2019年8月15日 ]

芝野が名人戦挑戦者。プロ入り後、史上最短記録

 第44期名人戦(朝日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦・プレーオフが、8月8日に打たれ、芝野虎丸七段が河野臨九段に黒番半目勝ちを収め、張栩名人への挑戦権を獲得した。規定により、八段昇段も決めた。19歳9カ月での7大タイトル挑戦は、井山裕太四冠の持つ19歳3カ月、一力遼八段の19歳3カ月に続く史上三番目の若さ。プロ入り4年11カ月での7大タイトル挑戦は、史上最速記録となる。また、第6局までに名人を獲得すれば、史上初の10代の名人が誕生する。初の7大タイトル挑戦をかなえた芝野は「なぜ挑戦者になれないのかと周りに言われていたので、とりあえず安心しました。10代初タイトルの記録は気にせず、自分の力を出し切りたい」と語った。終盤まで粘り続けた河野は「リーグ終盤は碁の内容がものすごく悪かった」と振り返り、「今日はいい碁を打ちたいと思っていましたが……仕方がないです。また腕を磨いて来期もがんばります」と語った。
 張栩名人と芝野の対戦成績は、張の1勝4敗と、芝野が勝ち越している。注目の七番勝負は、8月27日、28日に東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」にて開幕する。

囲碁ニュース [ 2019年8月8日 ]

名人戦リーグは、芝野と河野のプレーオフに

 張栩名人への挑戦権をかけた第44期名人戦リーグ(朝日新聞社主催)は、最終一斉対局が8月1日に東京と大阪で行われた。ここまで、リーグ内の順位上位から、井山裕太四冠、芝野虎丸七段、河野臨九段が2敗で並ぶ混戦レース。三者はそれぞれ羽根直樹九段、鈴木伸二七段、山下敬吾九段との対戦で、全員が勝てば、順位上位の井山と芝野がプレーオフを戦うという状況だった。まず、劣勢だった芝野が逆転で勝利を収め、プレーオフ以上を確定させた。続いて優勢だった井山が、緩めず最強を追及した一手から逆に主導権を奪われ、逆転負け。最後に残った河野は、劣勢から我慢を重ねて終盤に逆転。本因坊リーグに続いて、芝野と河野のプレーオフに進むこととなった。挑戦者をかけた大一番は、8月8日に行われる。

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