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韓国囲碁ニュース

韓国の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。

韓国からの囲碁ニュース・棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2018年7月13日 ]

三星火災杯、韓国6名、中国11名、日本とマレーシアが各1名統合予選通過!


写真:2018三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選決勝の様子。

 三星火災杯の本戦進出者が全員出揃った。
 史上最多となる383人が参加し、7月2日から7日まで6日間かけて韓国棋院で行われた2018三星火災杯世界囲碁マスターズ統合予選で、韓国は6枚の本戦チケットを、中国が11枚、日本とマレーシアが各1枚の本戦チケットを手に入れた。
 韓国は一般組で羅玄 (ナ・ヒョン)九段、申旻埈(シン・ミンジュン)八段、ユン・ソンシク(韓国棋院院生)の3人が、シニア組では徐奉洙(ソ・ボンス)九段、女子組では崔精(チェ・ジョン)九段と李映周(イ・ヨンジュ)二段が本戦進出に成功した。
 韓国は昨年9名が統合予選を通過したが、今年は予選決勝の韓・中戦で2勝9敗と不振な成績を記録し、6名しか通過できなかった。
 羅玄九段は中国の何暘三段に238手白中押し勝ち、3年ぶり通算4回目の本戦進出に成功した。申旻埈八段は黃云嵩六段に182手白中押し勝ち、2年連続となる本戦進出に成功した。
 また、大きな波乱を起こしたのはユン・ソンシクだった。
 韓国棋院院生で院生シードとして参加したユン・ソンシクは予選準決勝では韓国ランキング5位の卞相壹(ビャン・サンイル)六段を破った後、予選決勝では宋圭相(ソン・ギュサン)三段を223手黒中押し勝ち、世界大会本戦進出を果たした。
 三星火災杯でアマチュアが本戦進出したのは2010年の閔詳然(ミン・サンヨン)五段(当時アマチュア)以来8年ぶりである。
 シニア枠では韓国の徐奉洙九段と日本で活躍している柳時熏九段が、韓国の安官旭(アン・カヌク)九段と中国の兪斌九段をそれぞれ破って本戦進出。女子組では崔精(チェ・ジョン)九段と李映周(イ・ヨンジュ)二段が吳政娥(オ・ジョンア)三段、朴泰姬(パク・テヒ)二段にそれぞれ勝利して本戦進出に成功した。
 一方、昨年6名が本戦進出した中国は今年、11名が進出し、昨年と比べ5人増えた。連笑、芈昱廷、時越、陳耀燁、檀嘯、各九段と陶欣然、楊鼎新、李軒豪各七段、鄔光亞、陳梓健、范蘊若各六段の11名が一般組から本戦進出を果たした。
 ワールド枠ではマレーシアのチャンプカンアマ五段が、カナダ国籍でアメリカプロのライアン・リ初段を破って本戦チケットを手に入れた。チャンプカンアマ五段はプロになるため、現在中国で囲碁の勉強をしている。
 予選を通過した19名は本戦シード12名とワイルドカード1名とともに、2018年9月4日から三星火災グローバルキャンパスで行われる本選で対決する予定。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年7月4日 ]

ダークナイト、覆面棋王初代チャンピオン!


写真:決勝戦の様子。

 囲碁大会史上初の相手の正体が分からない「ブラインド方式」で行われ、大きな話題になったSGM杯ワールド囲碁チャンピオンシップ覆面棋王でダークナイトが優勝を果たした。
 2018年6月27日、K囲碁(囲碁専門放送局)スタジオで行われた2017-18SGM杯ワールド囲碁チャンピオンシップ決勝3番勝負第2局目で、ダークナイトが防弾ガラスに162手白中押し勝ち、総合成績2勝0敗で初代チャンピオンになった。
 26日に行われた決勝第1局目でもダークナイトは防弾ガラスに209手黒中押しで勝利を収めていた。
 ダークナイトはシードで本戦から出場し、日本の柳時熏九段、中国の黃云嵩六段、黨毅飛九段、韓国の申眞諝(シン・ジンソ)九段を連破して決勝に進出し、決勝では欠点を見せない完璧な勝利で優勝を果たした。
 一方、防弾ガラスの正体は朴進率(パク・ジンソル)八段だった。
 朴進率八段は予選から参加し、本戦32強戦では中国の陳耀燁九段を破り、16強戦では申旻埈(シン・ミンジュン)八段、準々決勝では中国の謝科五段、準決勝では中国の江維杰九段を連破し、入段後初決勝進出に成功したが、ダークナイトの壁を超えられず初優勝にはならなかった。
 優勝インタビューでダークナイトは「決勝で強敵と対戦したが、ファンの皆様の応援のおかげで優勝できたと思う。覆面を被って対局したのは初めてだが、面白い経験だったので、また機会があったら是非参加したい。」と話した。
 優勝者ダークナイトの正体は7月14日にK囲碁を通じて明らかになる。
 オンライン予選から17人、オンラインランキングシード37人、ワイルドカード10人の計64人が参加した2017-18SGM杯ワールド囲碁チャンピオンシップは本戦32強戦から全ての対局がK囲碁スタジオで行われ、正体を知られぬように覆面で対局し、負けた人だけがその場で覆面を脱いて正体を明かすシステムで大きな注目を集めた。
 持ち時間10分、秒読み40秒3回で行われた2017-18SGM杯ワールド囲碁チャンピオンシップは株式会社SGMが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年6月28日 ]

不動の1位朴廷桓九段、55ヶ月間韓国no.1!


写真:55ヶ月間1位を守り抜いた朴廷桓九段。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が55ヶ月間頂点に立ち、連続1位の記録を更新した。
朴廷桓九段は5月に3勝3敗の成績で、先月よりレーティングポイントを34点失ったにもかかわらず、10036点で1位を守り抜いた。
朴廷桓九段は第23回LG杯朝鮮日報棋王戦で、中国の辜梓豪九段と日本の芝野虎丸七段に勝利して準々決勝進出に成功したが、第30回テレビ囲碁アジア選手権戦で金志錫(キム・ジソク)九段に敗退し、中国甲級リーグでは2敗と不振な成績を残した。
第30回テレビ囲碁アジア選手権大会で優勝し、レーティングポイントを17点増やした金志錫九段が2か月ぶりに2位に復帰し、第23期GSカルテックス杯プロ棋戦で優勝した申眞諝(シン・ジンソ)九段が2位から3位に落ちた。申眞諝九段は5月に10勝4敗を記録し、レーティングポイントを8点増やしたが、僅差で2位の座を金志錫九段に譲った。
3勝10敗と不振な成績で62点を失った李世乭(イ・セドル)九段が4位、JTBC杯で優勝を果たした卞相壹(ビャン・サンイル)九段が5位を記録した。
6位と7位は先月と同じく朴永訓(パク・ヨンフン)九段と羅玄 (ナ・ヒョン)九段が、初めて10位圏内に入った申旻埈(シン・ミンジュン)八段が8位となった。
安成浚(アン・ソンジュン)八段と李東勳(イ・ドンフン)九段が先月より一つずつ下がって9位と10位を記録した。
10位圏外では昨年入段した鄭誓儁(ジョン・ソジュン)二段がランキング基準対局数(通算50局)を終えて新しく26位に入り、朴珉奎(パク・ミンギュ)五段は先月にレーティングポイントを53点獲得し、40位から32位まで順位を上げた。
2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め、毎月100位まで発表されている。

2018年6月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)
  • 1位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(10036点)
  • 2位:金志錫(キム・ジソク)九段(9838点)
  • 3位:申眞諝(シン・ジンソ)八段(9833点)
  • 4位:李世乭(イ・セドル)九段(9719点)
  • 5位:卞相壹(ビャン・サンイル)六段(9703点)
  • 6位:朴永訓(パク・ヨンフン)九段(9653点)
  • 7位:羅 玄 (ナ・ヒョン)九段(9613点)
  • 8位:申旻埈(シン・ミンジュン)八段(9611点)
  • 9位:安成浚(アン・ソンジュン)八段(9603点)
  • 10位:李東勳(イ・ドンフン)九段(9584点)
2018年6月の韓国女流棋士ランキング(1位から5位まで)
  • 1位:崔 精(チェ・ジョン)九段(9293点)
  • 2位:吳侑珍(オ・ユジン)五段(9035点)
  • 3位:金彩瑛(キム・チェヨン)三段(8960点)
  • 4位:趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段(8877点)
  • 5位:金多瑛(キム・ダヨン)三段(8838点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年6月25日 ]

忠南SGゴルフ、麗水亀甲船を破って女子囲碁リーグ初優勝達成!


写真:表彰式の様子。

 忠南SGゴルフが韓国女子囲碁リーグチャンピオンになった。
 2018年6月2日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた「2018年MDM韓国女子囲碁リーグ」チャンピオン決定戦第2回戦で、忠南SGゴルフが麗水亀甲船に2勝0敗で勝利、女子囲碁リーグ初優勝を果たした。
 忠南SGゴルフの主将崔精(チェ・ジョン)九段が麗水亀甲船の主将金多瑛(キム・ダヨン)三段に128手白中押しで勝利後、忠南SGゴルフの宋彗領(ソン・ヘリョン)二段が麗水亀甲船の李玟眞(イ・ミンジン)八段に258手黒5目半勝ち、チームの初優勝を決めた。
 1日に行われたチャンピオン決定戦第1回戦でも、忠南SGゴルフが麗水亀甲船に2勝1敗で勝利を収めていた。
 正規リーグで2位を記録し、プレーオフに直行した忠南SGゴルフは、プレーオフでは浦項ポスコケムテクを2勝0敗で破ってチャンピオン決定戦に進出した。
 優勝インタビューで崔精九段は「チームの宋彗領二段が決定局を打つときドキドキしたが、有利な碁を勝ち切ってくれて嬉しい。優勝したら閉幕式の時に皆の前で踊るとチームメイトと約束したので、これからダンスの準備をする。」と話した。
 崔精九段は正規リーグで14勝2敗を記録、3年連続で最多勝となった。
 一方、正規リーグで優勝し、統合チャンピオンを狙った麗水亀甲船はチャンピオン決定戦で敗退し、2年連続準優勝となった。
 4か月間の熱戦が繰り広げられ、忠南SGゴルフの優勝で幕を閉じた「2018年MDM韓国女子囲碁リーグ」は韓国棋院と不動産の株式会社MDMが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年6月13日 ]

朴廷桓九段、姜東潤九段、申旻埈八段がLG杯準々決勝進出!


写真:準々決勝組み合わせ直後の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段、姜東潤(カン・トンユン)九段、申旻埈(シン・ミンジュン)八段がLG杯準々決勝進出に成功した。
 2018年5月30日、韓国京畿道にあるゴンジアムリゾートで行われた第23回LG杯朝鮮日報棋王戦本戦16強戦で、韓国はランキング1位の朴廷桓九段が日本の芝野虎丸七段に173手黒中押し勝ち、準々決勝に進んだ。
 続いて、姜東潤九段が一力遼八段に189手黒中押し勝ち、ワイルドカードとして初めてLG杯本戦に参加した申旻埈八段が趙晨宇六段に267手黒中押し勝ちで破り、準々決勝進出を果たした。
 朴廷桓九段は第19回、姜東潤九段は第20回LG杯の優勝者である。
 一方、16強戦では朴永訓(パク・ヨンフン)九段・元晟溱(ウォン・ソンジン)九段・申眞諝(シン・ジンソ)九段、李元榮(イ・ウォンヨン)七段は中国の壁を超えられず準々決勝進出は叶わなかった。
 また中国は、準々決勝の韓・中戦で5勝1敗の好成績を記録した5人が準々決勝に進出し、16強戦に出場した日本2人と中華台北1人は全員敗退し、大会から姿を消した。
 韓・中戦3局、中・中戦1局で行われる準々決勝は11月12日に行う予定で場所は未定。
 第23回LG杯は主催が朝鮮日報社、株式会社LGが協賛している。

準々決勝の組み合わせは以下の通り。
対局者対局者
楊鼎新六段 - 姜東潤九段
范廷鈺九段 - 朴廷桓九段
時越九段 - 江維杰九段
彭立堯六段 - 申旻埈八段

2018.6.13 現在

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年6月6日 ]

申眞諝九段、GSカルテックス杯初優勝達成!


写真:最終局の終局後の様子。

 申眞諝(シン・ジンソ)九段がGSカルテックス杯で初優勝を果たした。
 2018年5月18日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第23期GSカルテックス杯プロ棋戦決勝5番勝負最終局で、申眞諝九段が李世乭(イ・セドル)九段に278手白中押し勝ち、総合成績3勝2敗で優勝を飾った。
 李世乭九段に3戦全敗を記録していた申眞諝九段は決勝でリベンジに成功した。
 申眞諝九段の優勝は通算6回目で、国内棋戦の優勝は2015年12月レッツランパーク杯の優勝以来、2年5か月ぶりである。
 一方、7期、11期、17期に続き、GSカルテックス杯の通算4回目の優勝に挑戦した李世乭九段は申眞諝九段に敗退し、準優勝となった。李世乭九段のGSカルテックス杯準優勝は今回が3回目。
 優勝直後に行われたインタビューで申眞諝九段は「決勝の前には勝敗は関係なく良い内容の碁を打ちたい気持ちでいたが、最終局では優勝の欲が出てきて熱心に打った。今回の優勝をきっかけにして世界大会で良い成績を残したい。」と話した。
 17歳差の新・旧を代表するビッグスターの対決で注目されたGSカルテックス杯の決勝5番勝負は申眞諝九段の勝利で幕を閉じた。
 持ち時間10分、秒読み40秒3回で行われた第23期GSカルテックス杯は毎日経済新聞とGSカルテックスが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年5月31日 ]

韓国、天台山農商銀行杯2連覇達成!


写真:表彰式の様子。

 韓国が天台山農商銀行杯で2連覇に成功した。
 2018年5月12日、中国浙江省台州市天台山温泉ホテルで行われた第7回天台山農商銀行杯世界女子団体選手権戦の最終ラウンドで、韓国が中華台北に3勝0敗で勝利し、総合戦績2勝1敗で優勝を果たした。
 韓国は1ラウンドで最大のライバルの中国と当たり、金彩瑛(キム・チェヨン)四段が李赫五段に勝利したが、崔精(チェ・ジョン)九段と吳侑珍(オ・ユジン)五段が於之瑩六段と芮乃偉九段に敗れ、1勝2敗で中国に敗退し、優勝が厳しくなった。
 しかし、第2ラウンドと最終ラウンドで日本と中華台北に3勝0敗で勝利、最終ラウンドで日本が中国に2勝1敗で勝利したことにより韓国の優勝となった。
 韓国と中国の総合戦績は2勝1敗で同率だが、個人勝利数の合計で優勝を決める規定により、韓国7勝、中国6勝で韓国が劇的に優勝を決めた。
 韓国女流ランキング1位の崔精九段が主将、韓国女流ランキング2位の吳侑珍五段が副将、韓国女流ランキング3位の金彩瑛四段が三将で参加した韓国チームは金彩瑛四段が3戦全勝、崔精九段と吳侑珍五段が2勝1敗の成績を残した。
 優勝に大きな貢献をした金彩瑛四段は優勝インタビューで「5年前に今大会に参加した時に、1勝2敗と不振な成績でも優勝する事が出来たので、今回も最後まで希望を捨てなかった。自分の3勝が韓国の優勝に繋がって嬉しい。」と話した。
 一方、ライバルの韓国に勝利し、優勝を目前にした中国は最終ラウンドで日本に敗れて準優勝、1勝2敗で同率を記録した日本と中華台北は個人勝利数が多い日本が3位、中華台北が最下位となった。
 第7回天台山農商銀行杯世界女子団体選手権戦は、中国囲碁協会と天台県人民政府が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年5月25日 ]

金志錫九段、テレビ囲碁アジア選手権戦で優勝し、早碁の世界王者に!


写真:決勝戦の終局後の様子。

 初参加となった金志錫(キム・ジソク)九段が、テレビ囲碁アジア選手権戦で優勝カップを手に入れた。
 2018年5月4日、韓国のソウルにあるメイフィールドホテルで行われた第30回テレビ囲碁アジア選手権大会決勝で、金志錫九段が羅玄 (ナ・ヒョン)九段に239手白2目半勝ち、初参加で優勝を果たした。  第36期KBS囲碁王戦の準優勝者として参加した金志錫九段は1回戦で范蘊若六段を破り、準決勝ではKBS囲碁王戦優勝者の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段に、KBS囲碁王戦決勝戦のリベンジを果たして決勝に進出した。
 優勝インタビューで金志錫九段は「テレビ囲碁アジア選手権大会は参加するだけでも光栄なのに優勝まで出来て嬉しい。大会期間中一緒にいながら隣で内助してくれた妻のおかげで優勝が出来たと思う。」と話した。
 2003年に入段した金志錫九段は2014三星火災杯世界囲碁マスターズの優勝に続き、今回が2回目の世界大会優勝。
 一方、昨年の大会で優勝し、今大会2連覇を狙った羅玄九段は決勝で金志錫九段に敗退し、準優勝となった。
 毎年韓国と中国、日本を巡回しながら行われるテレビ囲碁アジア選手権大会の歴代優勝回数は韓国12回、日本10回、中国8回である。
 今年は韓国で行われたため、韓国のKBS、日本のNHKと中国のCCTVが主催した第30回テレビ囲碁アジア選手権大会は1手30秒、1分の考慮時間10回のNHK杯方式で行われた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年5月17日 ]

崔精九段・金彩瑛三段が呉清源杯決勝進出!


写真:決勝進出を果たした崔精九段と金彩瑛三段。

 韓国の崔精(チェ・ジョン)九段と金彩瑛(キム・チェヨン)三段が呉清源杯の決勝に進出した。
 2018年5月1日、中国の福州で行われた第1回呉清源杯世界女子囲碁大会準決勝で崔精九段が、中国の李赫五段に224手白中押し勝ちを収め、決勝に駒を進めた。
 昨年参加した全ての女流国際棋戦で優勝し、現在韓国の女流棋士ランキング1位である崔精九段は16強戦では中国の尹渠二段、準々決勝では中国の陸敏全四段を連破し、準決勝に進出。準決勝では李赫五段を破って決勝に進出した。
 一方、反対の枠では金彩瑛三段が中国女流棋士ランキング1位の於之瑩六段に350手白半目勝ち、決勝に進んだ。
 韓国の女流ランキング3位の金彩瑛三段は本戦24強戦では日本の牛栄子二段、16強戦では中国の高星四段、準々決勝では日本の謝依旻六段に勝利し、準決勝では3月に日本で行われた世界大会(第1回SENKO CUPワールド碁女流最強戦)優勝者の於之瑩六段を破って決勝進出を果たした。
 大会初代チャンピオンをかけて決勝で対戦する崔精九段と金彩瑛三段の対戦成績は8戦全勝で崔精九段が圧倒的にリードしている。しかし、金彩瑛三段も今年最多勝1位で33勝10敗の好成績を収めているので、勝負の行方はまだわからない。
 決勝3番勝負は7月23日と25日、26日に再び同じ会場行われる予定。
 第1回呉清源杯世界女子囲碁大会は韓国からは崔精九段と吳侑珍(オ・ユジン)五段、呉政娥(オ・ジョンア)四段、金彩瑛三段の4人が参加し、主催国の中国からは7人、日本4人、中華台北2人、ヨーロッパ・アメリカ4人、ワイルドカード3人など延べ24人が参加し、トーナメント方式で決勝進出者を決めた。
 中国棋院、福州市人民政府が主催した第1回呉清源杯世界女子囲碁大会の優勝賞金は50万元(約860万円)である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年5月10日 ]

GSカルテックス杯決勝は、李世乭九段と申眞諝八段の新・旧対決!


写真:前回の対決の様子。(第43期名人戦16強戦)

 李世乭(イ・セドル)九段と申眞諝(シン・ジンソ)八段がGSカルテックス杯の決勝で対戦することになった。
 2018年4月27日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第23期GSカルテックス杯プロ棋戦準決勝で申眞諝八段が、金志錫(キム・ジソク)九段に162手白中押し勝ち、大会初の決勝進出にとなった。
 前日に同じ場所で行われた反対枠の準決勝戦では、李世乭九段が尹畯相(ユン・ジュンサン)九段に192手白中押し勝ち、決勝に先着した。
 李世乭九段と申眞諝八段が決勝で対戦するのは今回が初めてで、二人の対戦成績は李世乭九段が3戦全勝でリードしている。
 李世乭九段は今までGSカルテックス杯で3回優勝し、今期4回目の優勝を狙っている。
 一方、申眞諝八段は今回が今大会初めての決勝進出で、昨年と一昨年は準々決勝で姿を消した。
 17歳差の新・旧対決で行われる決勝5番勝負は5月14日から18日まで、囲碁テレビのスタジオで行われる予定。
 毎日経済新聞と毎日放送、韓国棋院が共同主催、GSカルテックスが後援しているGSカルテックス杯は持ち時間10分、秒読み40秒3回で行われている。
 前期の決勝では安國鉉(アン・クッヒョン)八段が金志錫九段に勝利し、入段後初タイトルを獲得した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年5月2日 ]

趙漢乘(チョ・ハンスン)九段、半目でマキシムコーヒー杯初優勝!


写真:終局後の様子。

 趙漢乘(チョ・ハンスン)九段が朴永訓(パク・ヨンフン)九段を半目で破り、マキシムコーヒー杯初優勝を果たした。
2018年4月23日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第19期マキシムコーヒー杯入神最強戦決勝3番勝負最終局で、趙漢乘九段が朴永訓九段に266手白半目勝ち、総合成績2勝1敗で入神(九段の別称)の中の入神となった。趙九段は4月9日に行われた第1局目で201手白中押し負けと不穏な出だしとなったが、第2局で165手黒中押し勝ち、最終局は半目勝利し、2014年1月の第57期国手戦以来約4年ぶりにタイトルを手に入れた。
 今回の優勝が通算9回目の優勝となる趙漢乘九段は優勝インタビューで「期待もしていなかったのに、優勝ができて嬉しい。朴永訓九段より実力が足りない私が優勝できたのはファンの皆様の応援のおかげだと思う。」と話した。
 一方、2008年と2011年に優勝し、今大会3度目の優勝を狙った朴永訓九段は決勝で敗退、準優勝となった。また、朴永訓九段は2016年2月のLG杯以来、決勝で4回連続敗退しており、準優勝ジンクスにかかっている。
 入神(九段の別称)の最強者を決めるマキシムコーヒー杯は、今年から本選進出者を24人から32人に増やした。 持ち時間10分、秒読み40秒3回で行われた第19期マキシムコーヒー杯は、韓国の東西食品が後援、韓国棋院が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年4月26日 ]

趙治勲九段、大舟杯を通じて韓国国内棋戦で初優勝!


写真:表彰式の様子。

 趙治勲九段が韓国国内棋戦で初優勝を果たした。
 2018年4月23日に囲碁スタジオで行われた、第5期大舟杯プロシニア最強者戦決勝で趙治勲九段が、趙恵連(チョ・ヘヨン)九段に200手白中押し勝ちを収め、初参加した大会で優勝を果たした。
 男女の対決で注目された決勝戦は、趙治勲九段が趙恵連九段の攻めを上手くかわし、相手にチャンスをほとんど与えることなく完勝で優勝を決めた。
 優勝インタビューで趙治勲九段は「今大会に招待して頂いたことをとても感謝している。韓国の棋戦に参加し、優勝することができてとても嬉しい。」と話した。
 一方、女流棋士として初めて決勝に進出し、初優勝を狙った趙恵連九段は趙治勲九段の壁を超えられず準優勝となった。
 1月15日に開幕し、50歳以上の男性プロ棋士と30歳以上の女性プロ棋士を合わせた62人が参加した第5期大舟杯プロシニア最強者戦は、初参加した趙治勲九段の優勝で幕を閉じた。
 1962年の6歳の時に渡日し、11歳に入段した趙治勲九段は今回が通算75回目の優勝である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年4月20日 ]

韓国、4人がLG杯統合予選通過。


写真:朴永訓九段と李春揆六段の予選決勝の様子。

 朴永訓(パク・ヨンフン)九段、崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段、李元榮(イ・ウォンヨン)七段、卞相壹(ビャン・サンイル)七段の4人がLG杯本選に進出した。
 2018年4月9日、韓国棋院で行われた第23回LG杯統合予選決勝戦で、韓国は16枚の本選進出へのチケットのうち、4枚を手に入れた。昨年の13枚と比べると、不振な成績である。
 12人が統合予選決勝に進出した韓国は韓・中戦で2勝6敗、韓国棋士同士の決勝戦2局を合わせて4勝を挙げた。
 韓・中戦で崔哲瀚九段は中国の柁嘉熹九段に140手白中押し勝ち、李元榮七段は中国の王昊洋六段に292手黒2目半勝ちとなり、韓国棋士同士の決勝戦では朴永訓九段が李春揆(イ・チュンギュ)六段、卞相壹七段が李炫準(イ・ヒョンジュン)初段にそれぞれ勝利して本戦に進出となった。
 一方、昨年は3枚の本戦チケットしか手に入れられなかった中国は、今大会では12枚のチケットを手に入れた。
 中国は中・韓戦で6人、中・中戦で5人、中・日戦で1人が勝利し、予選決勝で12人が勝利した。中国の本戦進出者の12人は世界大会の優勝経験がある時越・唐韋星・范廷鈺・江維杰・兪斌各九段と范胤七段、孟泰齡・鐘文靖・范蘊若・楊鼎新・趙晨宇各六段、彭立堯五段である。
 統合予選を通過した16人は本選シード16人と合わせて5月28日からトーナメント方式で戦う予定。

本選進出者は次の通り。
韓国(10人)
 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段、李世乭(イ・セドル)九段、金志錫(キム・ジソク)九段、姜東潤(カン・トンユン)九段、元晟溱(ウォン・ソンジン)九段、申眞諝(シン・ジンソ)八段(以上本選シード)崔哲瀚九段、朴永訓九段、李元榮七段、卞相壹七段(以上統合予選通過者)

中国(16人)
 柯潔九段、謝爾豪九段、檀嘯九段、辜梓豪九段(以上本選シード)
 時越九段、唐韋星九段、范廷鈺九段、江維杰九段、兪斌九段、范胤七段、孟泰齡六段、鐘文靖六段、范蘊若六段、楊鼎新六段、趙晨宇六段、彭立堯五段(以上統合予選通過者)

日本(4人)
 井山裕太九段、伊田篤史八段、一力遼八段、芝野虎丸七段(以上本選シード)

中華台北(1人)
 陳祈睿四段(以上本選シード)

第23回LG杯は主催が朝鮮日報、株式会社LGが協賛している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年4月11日 ]

朴廷桓九段、KBS囲碁王戦通算5回目の優勝達成!


写真:表彰式の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段がKBS囲碁王戦で5回目の優勝を果たした。(KBSは韓国の国営放送局)
 2018年3月26日、汝矣島 KBSスタジオで行われた第36期KBS囲碁王戦決勝3番勝負第2局で、朴廷桓九段が金志錫(キム・ジソク)九段に229手黒番中押し勝ち、総合成績2勝0敗で優勝した。 朴廷桓九段は3月12日に行われた第1局も白番中押しで勝ちを収め、2連勝で2年ぶりの優勝に成功した。
 今大会の優勝で個人通算23回目のタイトルを獲得。今年出場した全ての決勝戦で勝利した朴廷桓九段は、世界大会の夢百合杯、賀歳杯、ワールド碁チャンピオンシップと国内大会のクラウンヘテ杯に続き、KBS囲碁王戦も優勝し、今年に入って5つ目の大会の優勝カップを手に入れた。
 表彰式で行われた優勝インタビューで朴廷桓九段は「今年はコンディションも良いし、運もついてきているので、良い成績を取っている。この勢いで今年残った世界大会で、あと2回くらい優勝できるように頑張りたい。」と抱負を語った。
 一方、初優勝を狙った金志錫九段は朴廷桓九段の壁を超えられず決勝で敗退し、準優勝となった。
 今大会の優勝、準優勝である朴廷桓九段と金志錫九段は今年5月1日から韓国で行われる予定の第30回テレビ囲碁アジア選手権戦に韓国代表として参加する予定。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年4月9日 ]

朴廷桓九段・金志錫九段・朴永訓九段、春蘭杯準々決勝進出!


写真:朴廷桓九段と九段と彭立堯六段の対局の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段・金志錫(キム・ジソク)九段・朴永訓(パク・ヨンフン)九段が春蘭杯準々決勝進出に成功した。
 2018年3月23日、中国江蘇省泰州市泰州ホテルで行われた第12回春蘭杯世界囲碁選手権大会本戦16強戦で、朴廷桓九段が中国の彭立堯六段に194手白中押し勝ち、9・10回の大会に続き、大会通算3度目の準々決勝進出を果たした。
 金志錫九段はLG杯チャンピオンの謝爾豪九段に勝利して4大会連続の準々決勝進出を決めると、前期準優勝者の朴永訓九段も連笑九段を破って準々決勝に進出した。
 主催国の中国は前期大会優勝者の檀嘯九段が敗退したが、中国ランキング1位の柯潔九段をはじめ、陳耀燁九段・辜梓豪九段・党毅飛九段・謝科四段の5人が準々決勝に進出した。
 一方、日本は唯一の16強戦進出者の本木克弥八段が敗退し、16強戦で全員姿を消した。
 対局後に行われた準々決勝の組み合わせでは朴廷桓九段が謝科四段、金志錫九段が柯潔九段、朴永訓九段が辜梓豪九段、陳耀燁九段が党毅飛九段の対戦となった。
 準々決勝は2018年下半期に行われる予定で場所は未定。
 持ち時間2時間25分、秒読み60秒5回で行われている春蘭杯は中国の春蘭グループが主催し、優勝賞金は15万ドル(約1,750万円)である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月29日 ]

竜星戦、日本・中国に続き、韓国にも誕生!


写真:予選1回戦の様子。

 韓国で日本が主催する新しい棋戦が誕生した。
 日本の囲碁将棋チャンネルが後援する第1期竜星戦が2018年3月6日、韓国棋院2階大会場で予選1回戦が行われ、幕が上がった。  予選には一般枠148人、シニア24人、女子枠32人の全員で204人が参加した。
 本戦チケットは一般枠23枚、シニア枠(50歳以上)2枚、女子枠2枚の全部で27枚となっている。
 本戦32強戦は予選通過者27人と本戦シード者5人(朴廷桓(パク・ジョンファン)九段、申眞諝(シン・ジンソ)八段(以上ランキングシード)金志錫(キム・ジソク)九段、姜東潤(カン・トンユン)九段(以上国家代表シード)李世乭(イ・セドル)九段(主催者シード))が合流した。
 14日からダブルクォーテーション方式で行われ、金志錫、李東勳(イ・ドンフン)各九段などが16強戦進出に成功した。(まだ全ての進出者が決まっていない。)
 本戦16強戦トーナメントは4月8日から囲碁テレビスタジオで行われ、決勝戦は3番勝負で行われる予定。現在日本(27期)と中国(9期)でも行われている竜星戦だが、韓国で初代竜星が誕生すると、韓・日・中の総合チャンピオン戦も行われる予定である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月22日 ]

止まらない朴廷桓九段、52ヶ月間韓国1位!


写真:52ヶ月間1位を守り抜いた朴廷桓九段。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段の1位の疾走が52ヶ月間続いている。
 朴廷桓九段は先月の10051点から19点を追加し、10070点で再び最高点を更新、2位の申眞諝(シン・ジンソ)八段との差を233点に広げた。
 2月に5勝1敗を記録した朴廷桓九段は、2018CCTV賀歳杯日・中・韓新春争覇戦で優勝した後、クラウンヘテ杯の初代チャンピオンになった。
 クラウンヘテ杯で準優勝した申眞諝八段は15点下がった9837点で16か月連続2位を、2月に10勝1敗を記録し、今年18勝2敗の好成績で最多勝を記録している李世乭(イ・セドル)九段が3位を守った。
 昨年12月から14連勝を記録し、負けることを忘れている金志錫(キム・ジソク)九段が4位になった。金志錫九段は先月39点を追加し、9776点で3位李世乭九段との差を5点まで追いつめた。
 5位卞相壹(ビャン・サンイル)六段まで1位から5位の順位変動は起こらなかった。
 一方、6位から10位までは大きな変動があった。
 羅 玄 (ナ・ヒョン)九段は先月より二つ上がって6位、安成浚(アン・ソンジュン)八段と朴永訓(パク・ヨンフン)九段は一つずつ下がり、7位と8位になった。
 崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段と李東勳(イ・ドンフン)九段は先月から順位が入れ替わり、9位と10位になった。特に6位から10位までは点数差が少なく、来月も大きい変動があると予想される。
 10位圏外では朴埈奭(パク・ジュンソク)五段が80位から75位まで順位を上げた。
 また、韓国女流棋士ランキング1位は崔精(チェ・ジョン)九段(韓国ランキング47位)、2位は吳侑珍(オ・ユジン)五段(100位圏外)、3位は金彩瑛(キム・チェヨン)三段である。
 2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め、毎月100位まで発表されている。

2018年3月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)
  • 1位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(10070点)
  • 2位:申眞諝(シン・ジンソ)八段(9837点)
  • 3位:李世乭(イ・セドル)九段(9781点)
  • 4位:金志錫(キム・ジソク)九段(9776点)
  • 5位:卞相壹(ビャン・サンイル)六段(9626点)
  • 6位:羅 玄 (ナ・ヒョン)九段(9604点)
  • 7位:安成浚(アン・ソンジュン)八段(9603点)
  • 8位:朴永訓(パク・ヨンフン)九段(9602点)
  • 9位:崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段(9592点)
  • 10位:李東勳(イ・ドンフン)九段(9583点)
2018年3月の韓国女流棋士ランキング(1位から5位まで)
  • 1位:崔 精(チェ・ジョン)九段(9275点)
  • 2位:吳侑珍(オ・ユジン)五段(8967点)
  • 3位:金彩瑛(キム・チェヨン)三段(8877点)
  • 4位:趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段(8859点)
  • 5位:金多瑛(キム・ダヨン)三段(8843点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月15日 ]

韓国、5年ぶりに農心辛ラーメン杯で優勝!


写真:表彰式の様子。

 金志錫(キム・ジソク)九段の大活躍で、韓国が5年ぶりに農心辛ラーメン杯の優勝カップを手に入れた。
 2018年3月1日、中国上海グランドセントラルホテルで行われた第19回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第13戦で、金志錫九段が柯潔九段に217手黒中押し勝ちを収め、韓国の通算12回目の優勝が決まった。
 ワイルドカードで韓国代表になった金志錫九段は、先日行われた第12戦で5連勝中の党毅飛九段を逆転半目勝ちで止めた後、中国ランキング1位の柯潔九段にも大逆転勝利し、ワイルドカードで選ばれた強さを証明してみせた。
 今大会で韓国は先鋒として出た申旻埈(シン・ミンジュン)六段が6連勝を記録し、絶好調の出発だったが、2番手と3番手の金明訓(キム・ミョンフン)五段、申眞諝(シン・ジンソ)八段が1勝もできずピンチとなった。
 しかし、4番手の金志錫九段が2連勝で優勝を決め、韓国は国内ランキング1位の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段を出すことなく優勝することができた。
 優勝後インタビューで金志錫九段は「農心辛ラーメン杯は何回も出場しましたが、上海まで来て優勝した事がなかったので、自分の手で優勝を決めることができて嬉しい。碁の内容は悪かったが、結果が良かったので満足している。」と話した。
 韓・日・中の代表5人が出場し、連勝戦方式で対決する農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の歴代優勝回数は韓国12回、中国6回、日本1回である。
 持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われる農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦は、株式会社農心と韓国棋院が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年3月7日 ]

朴廷桓九段、クラウンヘテ杯初代チャンピオンに


写真:終局後の検討の様子。

 韓国ランキング1位と2位の決勝対決で注目されたクラウンヘテ杯で、朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が優勝を果たした。(クラウンヘテは韓国で有名なお菓子の会社)
 2018年2月11日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた2017クラウンヘテ杯決勝三番勝負最終局で、朴廷桓九段が申眞諝(シン・ジンソ)八段に135手黒中押し勝ち、総合成績2勝1敗でクラウンヘテ杯初代チャンピオンになった。
 朴廷桓九段は3日に行われた決勝第1局で申眞諝八段に213手黒中押し勝ち、優勝に王手をかけるが、10日に行われた第2局では申眞諝八段が逆転勝利し最終局に持ち込んだ。
 しかし、最終局では朴廷桓九段が勝利しクラウンヘテ杯を制した。
 優勝インタビューで朴廷桓九段は「年齢制限で今回が最初で最後の参加になったので、優勝することができたのは本当に嬉しい。面白くて興味がある新しい棋戦を作ってくださったクラウンヘテに感謝の気持ちを伝えたい。」と話した。
 年が明けて、第3回MLILY夢百合杯の優勝で好スタートを切った朴廷桓九段は賀歳杯と クラウンヘテ杯で優勝するなど今年9勝1敗の成績で既に三つの大会で優勝を果たしている。クラウンヘテが主催し、25歳以下のプロ棋士69人が参加した2017クラウンヘテ杯は朴廷桓九段の優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月28日 ]

朴廷桓九段、柯潔九段を破って賀歳杯初優勝!


写真:決勝戦の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が賀歳杯で韓国棋士として初優勝を果たした。
 2018年2月7日、中国北京CCTVスタジオで行われた2018CCTV賀歳杯日・中・韓新春争覇戦決勝で、朴廷桓九段が柯潔九段に184手白中押し勝ち、優勝カップを手に入れた。
 三人逆トーナメント方式で行われた今大会は2月5日に行われた第1局で、朴廷桓九段が日本の一力遼八段に196手白中押し勝ち、決勝に先着した。1局目敗者の一力遼八段と逆シード者の柯潔九段の対決になった第2局では柯潔九段が勝利し、朴廷桓九段と柯潔九段の決勝戦となった。
 韓・中ランキング1位の対決で注目された決勝戦は朴廷桓九段が序盤から主導権を奪い、その後も柯潔九段の勝負手を咎めて完勝した。
 朴廷桓九段は今日の勝利で柯潔九段との対戦成績も7勝6敗と一歩リードする形になった。
 今大会は1手30秒、1分の考慮時間10回のNHK杯方式で行われ、2014年に中国の国内棋戦から国際棋戦へと拡大した。
 2014年は時越九段、2015年は柁嘉熹九段、2016年と2017年は柯潔九段が優勝するなどこれまで中国が4回優勝しており、韓国の優勝は今回が初めてとなる。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月23日 ]

申旻埈六段、メジオン杯2連覇達成!


写真:決勝戦終局後の様子。

 申旻埈(シン・ミンジュン)六段がメジオン杯2連覇に成功した。
 2018年1月24日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第5期メジオン杯オープン新人王戦決勝三番勝負第2局で、申旻埈六段が韓相朝(ハン・サンジョ)初段に181手黒中押し勝ち、総合成績2勝0敗で優勝カップを手に入れた。
 申旻埈六段は17日に同じ場所で行われた第1局でも168手白中押し勝ちを収めていた。
 優勝後インタビューで申旻埈六段は「新年を優勝とともに始まる事が出来て嬉しい。いつも応援してくれるファンの皆様には感謝している。今年中には一般棋戦で優勝し、ファンの期待に応えたい。」と話した。
 前期大会優勝シードで本戦から出場した申旻埈六段は、1回戦では崔暎讚(チェ・ヨンチャン)二段、準々決勝ではイ・オドクドゥン二段、準決勝では宋知勳(ソン・ジフン)三段を連破して決勝に進出し、決勝では韓相朝初段を破って大会2連覇を果たした。
 申旻埈六段は今大会優勝で七段に昇段した。
 一方、今大会をアマチュアとして参加し、アマチュア選手初のプロ棋戦決勝進出を果たした韓相朝初段は申旻埈六段の壁を越えられず、準優勝となった。
 院生の時に今大会の予選に参加した韓相朝初段は、今大会の途中にある昨年12月に行われた院生プロ試験を通じて入段を果たした。
 株式会社メジオンが主催し、持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われた第5期メジオン杯オープン新人王戦は、1998年以降に生まれたプロ棋士33人と韓国棋院院生5人が参加し、申旻埈六段の優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月15日 ]

崔精八段、女流国手戦優勝で九段に昇段!


写真:終局後インタビューの様子。

 崔精(チェ・ジョン)八段が女流国手戦で初優勝を果たした。
 2018年1月23日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第22期ハリム杯プロ女流国手戦決勝三番勝負第2局で、崔精八段が金彩瑛(キム・チェヨン)三段に195手黒中押し勝ち、総合成績2勝0敗でパーフェクト勝利を果たした。
 崔精八段は22日に行われた第1局でも184手白中押し勝ちで勝利を収めていた。
 シードで本戦から出場した崔精八段は、16強戦では權周利(クォン・ジュリ)初段、準々決勝で朴鋕恩(パク・ジウン)九段、準決勝で姜智洙(カン・ジス)初段を連破し決勝に進出した。
 2010年5月に入段した崔精八段は入段後1年8ヶ月で第13期女流名人戦優勝をはじめ、今回女流国手戦を優勝し国内棋戦優勝7回、世界大会優勝3回など通算10回目の優勝を記録、通算獲得タイトル数が韓国棋院所属の女流棋士の中で1位になった。
 優勝後のインタビューで崔精八段は「今まで女流国手戦とは縁がなかったのに優勝する事が出来て凄く嬉しい。いつも応援してくれる囲碁ファンの方がいなかったらプロ棋士崔精は存在しなかったと思う。これからもたくさんの応援をお願いしたい。」と話した。
 今大会の優勝で崔精八段は九段に昇段し、朴鋕恩九段、趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段に続き、韓国棋院の女流棋士の中で3人目の九段になった。
 持ち時間1時間、秒読み60秒5回で行われた第22期ハリム杯プロ女流国手戦は、韓国経済新聞と株式会社ハリムが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年2月9日 ]

正官庄、韓・中囲碁リーグ王中王戦を制覇!


李昌鎬九段と柁嘉熹九段の終局後の様子。

 李昌鎬(イ・チャンホ)九段と金明訓(キム・ミョンフン)六段が2連勝した正官庄が、韓・中囲碁リーグ王中王戦で優勝した。
 2018年1月20日、北京の中国棋院で行われた金立杯韓・中囲碁リーグ優勝チーム対抗戦の2回戦で、正官庄の李昌鎬九段が中信北京の柁嘉熹九段に234手白中押し勝ち。その後、金明訓六段も伊凌涛四段に逆転勝利し、チームの優勝を決めた。 19日に同じ場所で行われた第1局目では申眞諝(シン・ジンソ)八段、李昌鎬九段、金明訓六段が柁嘉熹九段、韓一洲五段、鐘文靖五段に勝利し、3勝1敗の成績を収めた。
 中国の甲級リーグと同じルールで行われた今大会は第2回戦だけ主将戦を行い、1回戦と2回戦の成績を合計し4勝4敗の同率となった場合、主将戦で勝利したチームが優勝するシステムであった。
 1回戦を3勝1敗で勝利した正官庄だが、第2回戦の主将戦で申眞諝八段が陳耀燁九段に164手白中押しで敗れたため、最後まで安心出来ない状況であった。
 しかし、韓国の囲碁リーグでも最終局の勝利でチームの優勝決めた金明訓六段が今回も最終局を勝利で飾り、総合成績5勝3敗で、チームの優勝を決めた。
 中信北京は陳耀燁九段が主将戦の勝利を合わせて2連勝を記録したが、他の選手達が不振な成績で準優勝となった。
 韓国囲碁リーグの優勝チームと中国甲級リーグの優勝チームが対決したのは、今回が11年ぶり2回目であり、11年前も韓国のチームが勝利し、2回連続での優勝となった。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月30日 ]

安正己三段、未来の星の中で最高の星!


写真:大会優勝者の安正己三段と準優勝の朴鍵昊二段、大会後援者の睦鎭碩九段。

 安正己(アン・ジョンギ)三段が「未来の星」新鋭最強戦で優勝した。
 2018年1月20日に囲碁テレビのスタジオで行われた、第3期未来の星新鋭最強戦決勝で、安正己三段が朴鍵昊(パク・ゴンホ)二段に224手白中押し勝ち、入段後初タイトルを獲得した。
 スイスリーグで行われた男子枠予選に4戦全勝で本戦進出を決めた安正己三段は、24強戦ではアマチュアでプロを次々破り女子枠を抜けたキム・ウンジに勝利、その後16強戦では宋知勳(ソン・ジフン)三段、準々決勝では日本の大竹優初段、準決勝で全勇洙(チョン・ヨンス)初段を連破し、決勝に進出した。
 安正己三段は決勝戦で朴鍵昊二段を破って入段後2年6か月で初優勝を達成した。
 今回の優勝で安正己三段は四段に特別昇段した。
 安正己三段は入段前の2015年4月に行われた第20期LG杯統合予選にアマチュアで参加し、5連勝で大会史上初となるアマチュアでの本選進出を決めると、本選1回戦では2013年春蘭杯世界囲碁選手権戦で優勝を果たした陳燿燁九段を破り、大きく注目されていた。
 その年の7月に行われた第2回夢百合杯世界囲碁オープンで本戦32強に進出し、特別入段ポイントでプロ入りした。
 優勝インタビューで安正己三段は「今年初めて出場した「未来の星」で優勝できたのは、入段の時よりも嬉しい。優勝したら相手が誰でも勝てる自信が付いた気がする。」と話した。
 第3期未来の星新鋭最強戦は2014年以降に入段した50人のプロ棋士と院生14人、主催者英才シードなど合わせて68人が予選に参加し、本戦には中国二人、日本二人、中華台北二人など、外国の棋士達にも出場機会を与えて行われた。
 現在、棋戦が昔と比べて少なくなり、対局回数が少なくなった新鋭達の勉強のために睦鎭碩(モク・チンソク)九段の個人後援で行われた第3期未来の星新鋭最強戦は、2015年に第1回大会が行われ、今回が3回目となる。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月24日 ]

ポスコケムテク、KHエナジーを破って統合チャンピオンに!


写真:表彰式の様子。

 女子囲碁リーグとシニア囲碁リーグの各優勝チームで、チャンピオンを決めたチャンピオンズカップは、女子囲碁リーグチャンピオンのポスコケムテクが優勝カップを手に入れた。2018年1月12日、囲碁テレビスタジオで行われた「デバン建設杯2017シニアvs女子囲碁リーグチャンピオンズカップ」三番勝負第2回戦で、浦項ポスコケムテクが釜山KHエナジーに3勝0敗で勝利、チャンピオンズカップの優勝を果たした。
 ポスコケムテクは金彩瑛(キム・チェヨン)三段が張秀英(チャン・スヨン)九段に134手白中押しで勝利し、続いて姜多情(ガン・ダジョン)初段が姜勳(カン・フン)九段に269手黒5目半勝ちを収め、優勝を決めた。
 最後に趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段も趙治勲九段に238手黒半目勝ちを飾り、完全勝利を収めた。また、先日同じ場所で行われた第1回戦でもポスコケムテクはKHエナジーに3勝0敗で勝利していた。
 優勝インタビューで趙惠連九段は「個人戦では成績が良くないけれど、団体戦では皆様の応援のおかげで良い成績を取れると思う。普段尊敬している趙治勲先生と初めて対戦したが、私もいつか趙治勲先生のような立派な棋士になりたい。」と話した。
 今大会が初めてとなった優勝チーム同士で戦う「デバン建設杯2017シニアvs女子囲碁リーグチャンピオンズカップ」は、女子囲碁リーグチャンピオンの浦項ポスコケムテクの優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月16日 ]

朴廷桓九段、1万点を超えて50ヶ月間韓国1位!


写真:50ヶ月間1位を守り抜いた朴廷桓九段。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段のレーティングポイントが史上初の1万点を突破し、50ヶ月連続で韓国ランキング1位となった。
 12月をレーティングポイント9984点で始まった朴廷桓九段は、1か月間に16勝2敗の成績で40点を上げ、10024点を記録した。
 朴廷桓九段はIMSAエリートマインドゲームズ2017で団体戦優勝と個人戦優勝、GSカルテックス杯で本戦進出、2017クラウンヘテ杯準々決勝進出、第3回MLILY夢百合杯世界囲碁オープン戦決勝五番勝負で2連勝を挙げるなど様々な棋戦で大きな活躍を見せた。
 また、申眞諝(シン・ジンソ)八段は12勝1敗の好成績で2位を14ヶ月連続で記録、李世乭(イ・セドル)九段も5戦全勝で4ヶ月ぶりに3位に復帰した。
 李世乭九段の健闘で1勝0敗の金志錫(キム・ジソク)九段は先月より一つ下がり4位、6勝2敗と5勝3敗の成績を挙げた卞相壹(ビャン・サンイル)六段と羅玄 (ナ・ヒョン)九段が自身最高の5位と6位を記録した。
 朴永訓(パク・ヨンフン)九段と安成浚(アン・ソンジュン)八段は先月より二つ下がって7位と8位、崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段と申旻埈(シン・ミンジュン)六段は先月と同じく9位と10位をキープした。
 10位圏外では金明訓(キム・ミョンフン)六段が2017年KB国民銀行囲碁リーグチャンピオン決定戦の活躍でレーティング ポイントを60点獲得し、16位から13位まで順位を上げた。
 また、韓国女流棋士ランキング1位は崔精(チェ・ジョン)八段(韓国ランキング49位)、2位は吳侑珍(オ・ユジン)五段(100位圏外)、3位は趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段である。
 2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め、毎月100位まで発表されている。

2018年1月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)

  • 1位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(10024点)
  • 2位:申眞諝(シン・ジンソ)八段(9847点)
  • 3位:李世乭(イ・セドル)九段(9734点)
  • 4位:金志錫(キム・ジソク)九段(9719点)
  • 5位:卞相壹(ビャン・サンイル)六段(9622点)
  • 6位:羅 玄 (ナ・ヒョン)九段(9611点)
  • 7位:朴永訓(パク・ヨンフン)九段(9606点)
  • 8位:安成浚(アン・ソンジュン)八段(9603点)
  • 9位:崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段(9581点)
  • 10位:申旻埈(シン・ミンジュン)六段(9579点)

2018年1月の韓国女流棋士ランキング(1位から5位まで)

  • 1位:崔精(チェ・ジョン)八段(9265点)
  • 2位:吳侑珍(オ・ユジン)五段(8979点)
  • 3位:趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段(8858点)
  • 4位:金彩瑛(キム・チェヨン)三段(8851点)
  • 5位:金多瑛(キム・ダヨン)三段(8848点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2018年1月9日 ]

朴廷桓九段、新年初の世界大会で優勝!


写真:表彰式の様子。

 韓国ランキング1位の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が2018年初の世界大会タイトルを獲得した。
 2018年1月2日、中国江蘇省の如皋で行われた第3回MLILY夢百合杯世界囲碁オープン戦決勝五番勝負第3局目で、朴廷桓九段が朴永訓(パク・ヨンフン)九段に154手白中押し勝ち、本棋戦で初優勝の栄冠を手にした。
 昨年12月30日に行われた決勝戦第1局で284手白中押し、第2局で159手黒中押し勝ちした朴廷桓九段は第3局でも勝利し、総合成績3勝0敗のストレートで優勝を果たした。
 2011年第24回富士通杯と2015年LG杯で優勝した朴廷桓九段は今大会で3年ぶりの通算3回目の世界大会優勝に成功した。
 国家シードで本戦から出場した朴廷桓九段は中国の柁嘉熹・周睿羊・柯潔各九段、陳梓健五段など優勝候補達を破って準決勝に進出し、準決勝では中国の新鋭の謝科四段に2勝1敗で勝利し決勝に進出した。
 終局後の優勝インタビューで朴廷桓九段は「今大会の決勝戦は私のほうが朴永訓九段よりコンディションが良かったので優勝が出来たと思う。今大会のきっかけに世界大会でもっといい成績を残したい。」と抱負を述べた。
 一方、予選から出場し本戦で李必奇三段、童夢成・王昊洋・王昊洋各六段を連破、準決勝では李軒豪七段に2勝1敗で勝利し決勝進出を果たした朴永訓九段は、決勝で朴廷桓九段に敗れ、優勝はならなかった。
 国際囲碁連盟が主催し、2年に1回行われるMLILY夢百合杯世界囲碁オープン戦の第3回大会は朴廷桓九段の優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

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