日本囲碁ニュース (碁聖戦)

日本の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
日本で行われている囲碁のイベントや棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2020年8月14日 ]

一力、二連勝で初の七大タイトル奪取に王手

 羽根直樹碁聖に、一力遼八段が挑戦する第45期碁聖戦挑戦手合五番勝負(新聞囲碁連盟主催)の第2局が、8月3日に愛知県名古屋市「日本棋院中部総本部」で行われた。181手で一力が黒番中押し勝ち、2連勝とし、悲願の七大タイトル獲得に王手をかけた。羽根は地元の声援も味方につけ、終盤にさしかかるころには、優勢を築いていた。一力も「コミを出すのは難しいと思っていました」と振り返る。しかし、右上の折衝で羽根に読み落としがあったようだ。ここで一力が抜き去り大きな一勝を手中にした。一力は「右上で正しく打たれていたらダメだったかもしれません。次局はもっといい内容の碁を打てるように頑張ります」と気を引き締め、羽根は「第3局は1局を通してしっかり打ち切りたい」と語った。一力が碁聖位を奪取するか、羽根が踏みとどまるか、注目の第3局は、8月14日、東京都千代田区の日本棋院にて打たれる。

囲碁ニュース [ 2020年7月21日 ]

碁聖戦開幕。一力、先勝

 羽根直樹碁聖に、一力遼八段が挑戦する第45期碁聖戦挑戦手合五番勝負(新聞囲碁連盟主催)が開幕した。第1局は7月18日に石川県金沢市の「北國新聞会館」にて行われ、267手まで、一力が白番1目半勝ち。悲願の七大タイトル獲得に向けて幸先のよい一勝をあげた。一力は序盤でややリードを奪うが、中盤に入り、中央と右上、右下の石が複雑に絡む戦いで羽根が盛り返し、細かい形勢で終盤に突入した。その後も羽根はピッタリ追走して逆転の機をうかがったが、一力が隙を見せず寄り切った。局後の羽根は「序盤から苦しめでした。中盤で難しくなったかなという瞬間はあったのですが、黒が形勢がよくなる局面はありませんでした」ときっぱりしたコメント。第2局に向けての抱負を尋ねられると、少し間をあけた後に「精一杯やるしかないですね」と応えた。一力は「ミスが多かったので内容的には反省しています」と謙虚に振り返った後、「まずは1局勝つことができてよかったです。次局以降も、気を引き締めて頑張ります」と抱負を語った。第2局は、8月3日に愛知県名古屋市「日本棋院中部総本部」で行われる。

囲碁ニュース [ 2020年7月8日 ]

一力が挑戦権獲得

 羽根直樹碁聖への挑戦権をかけた、第45期碁聖戦(新聞囲碁連盟主催)挑戦者決定戦が、6月29日に東京都千代田区の日本棋院で行われた。この大一番に勝ち上がってきたのは、35期以来の五番勝負出場を期す張栩九段と、勝てば碁聖戦では初挑戦となる一力遼八段。張が勝って「四天王対決」再現となるのか、一力が悲願の七大タイトル獲得に向けて大きな一段を上るのか、大いに注目された。結果は、中盤の勝負所でリードを奪った一力の白番4目半勝ち。約1年半ぶりに一力がタイトル戦の舞台に登場することとなった。一力は、「(2年前の王座戦挑戦から)ずいぶん時間をあけたなというのが率直なところ。タイトル戦に帰ってこられたので、ぜひこのチャンスを生かしたい」と抱負を語った。一力の七大タイトル挑戦は6度目だが、井山裕太棋聖以外のタイトルホルダーに挑むのは初めてとなる。悲願達成はなるか。羽根碁聖との五番勝負第1局は、7月18日、石川県金沢市の「北國新聞会館」で行われる。

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