日本囲碁ニュース (天元戦)

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囲碁ニュース [ 2021年10月19日 ]

初挑戦の関、白星発進

 一力遼天元に、新鋭の関航太郎七段が挑戦する第47期天元戦(新聞三社連合主催)の第1局が、10月5日、愛知県知多郡の「源氏香」にて行われた。史上最速で七大タイトルの挑戦者となった関は、初の大舞台にひるむことなく、「最高の環境を用意していただいて、普段より集中して打てたのかなと思います。第2局と第3局も、体調を整えて、今日のように集中して打てればよいかなと思います」と局後に語った。序盤から「面白い手を打ちたい」と積極的な姿勢を見せ、「時間を使ってしまいあまりいいペースではないのかなと思い、難しい戦いにしようと」、カタツキから仕掛けて「少し盛り返した」。その後、一力の黒石を仕留めて、天元を投了に追い込んでの白番中押し勝ち。堂々の白星でシリーズを好発進した。一力は「助ける手はいろいろあり、つながっていくようなコースなら、まだ少し悪いなりに先の長い勝負だったかなと思います」と敗因を語り、「内容的にまずすぎたので、2局目はもっといい碁にしたい。1か月以上あきますし、大きな他のタイトル戦もありますので気を引き締めたい」と巻き返しを誓った。第2局は、11月16日に北海道札幌市の「ホテルエミシア札幌」で行われる。

囲碁ニュース [ 2021年9月16日 ]

関航太郎四段、史上最速の挑戦者に

 一力遼天元への挑戦権をかけた第47期天元戦(新聞三社連合主催)の挑戦者決定戦が、9月9日に東京都千代田区の日本棋院で打たれ、関航太郎四段が本命の芝野虎丸王座に白番中押し勝ちを収め、初の七大タイトル挑戦者となった。関は5番勝負第1局時点で19歳10カ月。井山裕太棋聖、芝野に次ぐ3番目の年少記録で、入段から七大タイトル挑戦者までの4年6カ月という数字は、芝野王座の持つ4年11カ月を塗り替える最短記録となる。また、規定により七段昇段を決めた。関はAIの研究に熱心で、棋士仲間からは「AIソムリエ」の異名で呼ばれる。「自分が挑戦者だとはまだ信じられないのですが…トップ棋士相手にどれだけ戦えるか楽しみ。しっかり準備して臨みたい」と抱負を語った。初防衛をかけた一力との五番勝負は、10月5日、愛知県知多郡の「源氏香」にて第1局が行われる。

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