韓国囲碁ニュース

韓国の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
韓国からの囲碁ニュース・棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2021年7月21日 ]

申眞諝九段、朴廷桓九段を破り、名人戦決勝進出!


写真:対局の様子

 申眞諝(シン・ジンソ)九段が朴廷桓(パク・ジョンファン)九段を破って名人戦決勝進出を決めた。
 2021年7月13日、K囲碁(囲碁専門放送局)スタジオで行われた第44期SG杯名人戦敗者復活戦決勝で申眞諝九段が朴廷桓九段に229手黒中押しで勝利した。
 これで来月5日から7日まで行われる決勝3番勝負は、勝者組の優勝の卞相壹(ビャン・サンイル)九段と敗者復活戦優勝の申眞諝九段が対決する事になった。申眞諝九段は本戦1回戦で卞相壹九段に破られ、敗者復活戦に進んだが6連勝で復活に成功した。
 二人とも名人戦決勝進出は今回が初めて。
 一方、先週行われたソパルコサノル杯の決勝で申眞諝九段に破られ、準優勝となった朴廷桓九段は、今回も申眞諝九段の壁を越えられなかった。
 申眞諝九段と卞相壹九段は第26期GSカルテックス杯でも共に決勝に進出し、今月の22日から5番勝負で戦う。今回の名人戦と合わせると8番勝負で戦う事になった。
 二人の対戦成績は申眞諝九段が17勝3敗で圧倒的にリードしている。しかし、直近の対局のSG杯名人戦本戦1回戦では卞相壹九段が勝利した。
 2016年の44期を終えて中断されていた名人戦は今年、5年ぶりに復活した。
 持ち時間2時間、秒読み60秒3回で行われている第44期SG杯名人戦はSGグループが主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年7月20日 ]

申眞諝九段、朴廷桓九段を破ってソパルコサノル杯2連覇達成!


写真:終局後の様子

 韓国唯一の挑戦手合いであるソパルコサノル杯で申眞諝(シン・ジンソ)九段が防衛に成功した。
 2021年7月13日、K囲碁(囲碁専門放送局)スタジオで行われた第2期ソパルコサノル最高棋士決定戦挑戦手合5番勝負最終局でタイトルホルダーの申眞諝九段が挑戦者の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段に246手白中押し勝ち、総合成績3勝2敗でタイトルを守り抜いた。
 申眞諝九段は7月5日に行われた第1局目で破られ不安な出だしとなったが、第2局と3局目で連勝、第4局目で同点を許したが、最終局で勝利しタイトルを防衛することが出来た。
 優勝インタビューで申眞諝九段は「最終局は要らない手を何手か打ってしまい、中盤まで苦戦したが、勝負手が通じて勝つことができた。内容的には押されていて大変な挑戦手合いでしたが、自分なりには楽しく打つことができた。朴廷桓九段とはまた対局したいし、他の棋戦でも良い姿をファンの皆様に見せたい。」と話した。
 韓国のランキング1位と2位の対決で注目を集めたソパルコサノル杯は申眞諝九段の2年連続勝利で幕を閉じた。
 持ち時間2時間、秒読み60秒3回で行われたソパルコサノル最高棋士決定戦は、株式会社インフォベールが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年7月13日 ]

「去年のチャンピオン」保寧マッド、前半期を1位で終える


写真:保寧マッドの選手団

 女子囲碁リーグ去年のチャンピオンの保寧マッドが前半期を1位で終えた。
 2021年7月4日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた2021NH農協銀行韓国女子囲碁リーグの第7ラウンドで保寧マッドが順天灣国家庭園に3勝0敗で勝利した。
 保寧マッドは崔精(チェ・ジョン)九段が朴泰姬(パク・テヒ)三段、朴昭律(パク・ソユル)初段が金相仁(キム・サンイン)二段を連破し、チームの勝利を決めた。
 続いて姜多情(ガン・ダジョン)三段が順天灣国家庭園のエース吳侑珍(オ・ユジン)七段を破り、保寧マッドは今シーズン2回目のストレート勝利を果たした。
 前半期最後のラウンドで勝利を飾った保寧マッドは5勝2敗で三陟海上ケーブルカーと同率を記録したが、個人勝ち星数が三陟海上ケーブルカーより1勝多く、1位になった。
 保寧マッドは開幕戦では1勝2敗の不安な出だしとなったが、その後4連勝を記録、去年のチャンピオンらしい姿を見せた。
 保寧マッドの絶対的エース崔精九段は7戦全勝、他にも姜多情三段と金京垠(キム・ギョンウン)二段が3勝3敗、朴昭律初段が1勝1敗するなどチームの全員が5割以上の勝率を記録した。
 正規リーグの半分が終わった現在、5勝2敗の保寧マッドと三陟海上ケーブルカーが1位と2位を、4勝3敗のソウル富光薬品と浦項ポスコケムテクが3位と4位となった。
 続いて3勝4敗の西帰浦七十里と順天灣国家庭園、島島麗水が5位から7位を記録、後半期の成績によりポストシーズン進出を狙える。
 一方、去年の準優勝チームの扶安セマングムジャンボリーは1勝6敗の不振な成績となり、ポストシーズン進出が難しくなった。
 後半期は7月8日に島島麗水と扶安セマングムジャンボリーの対決から始まる。
 2021年韓国女子囲碁リーグは農協銀行が主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年7月7日 ]

ソパルコサノル杯、「申工知能」申眞諝九段に朴廷桓が挑戦


写真:去年の決勝戦の様子

 ソパルコサノルで韓国ランキング1位、人工知能のように打つことから韓国では「申工知能」と呼ばれている申眞諝(シン・ジンソ)九段に、韓国ランキング2位の朴廷桓(パク・ジョンファン)が挑戦することになった。
 チャンピオン申眞諝九段に朴廷桓九段が挑戦する、第2期ソパルコサノル最高棋士決定戦挑戦5番勝負が7月5日から始まる。
 朴廷桓九段は6月17日に幕を閉じた本戦リーグで8戦全勝を記録、挑戦権を獲得した。
 二人はトップ棋士らしく、2年連続で最高棋士決定戦の決勝で戦うことになった。
 去年の決勝では申眞諝九段が朴廷桓九段を3勝0敗で破り、初代チャンピオンになった。
 今回の決勝戦は申眞諝九段と朴廷桓九段の7回目の決勝対決で、二人は今まで3勝3敗を記録している。二人の対戦成績は申眞諝九段が18勝17敗でわずかにリードしている。
 今回の5番勝負に向けて挑戦者の朴廷桓九段は「申眞諝九段は人工知能に近い。しかし、昨年のように無気力に敗れないように、持っている実力をすべて出し切りたい。」と話した。続いてチャンピオンの申眞諝九段は「朴廷桓九段が上がって来ることは予想していた。囲碁ファンの皆様が楽しめるように良い内容の碁を打ちたい。」と話した。
 持ち時間2時間、秒読み60秒3回で行われる挑戦5番勝負は7月5日、6日、8日、12日、13日に行い、午後1時からK-囲碁で生放送される。
 韓国の最高の棋士を決める第2期ソパルコサノル最高棋士決定戦は株式会社インフォベールが主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年6月28日 ]

キム・ミンソ、アマ女流国手戦2連覇達成!


写真:表彰式の様子、左2番目がキム・ミンソ

 韓国最大女子アマ大会であるアマ女流国手戦で、14歳のキム・ミンソアマが優勝を果たした。
 2021年6月20日、ソウル韓国棋院で行われた第46期ハリム杯全国女流アマ国手戦国手部門決勝戦で、昨年のチャンピオンであるキム・ミンソアマがキム・ヒョンアアマを破って大会2連覇を果たした。
 女流アマ最強を決める国手部門は韓国棋院女子院生を含め、45名が参加した。
 優勝インタビューでキム・ミンソアマは「昨年に続き、今年も優勝ができて嬉しい。女流国手戦の優勝の勢いでプロ試験でも良い成績を取りたい。」と話した。
 国手部準決勝進出者4名は来月から始まる第26期ハリム杯プロ女流国手戦の参加資格が与えられる。
 19、20日にかけて行われた今大会はアマチュア女子最強を決める国手部門と一般A~C部門、学生部門、子供部門と今年新設したシニア部門(65歳以上)に分かれ、156名が参加した。
 1974年から始まり、韓国の女流大会の中で一番長い歴史を持っている女流アマ国手戦は1日目に各部門準々決勝まで行い、2日目に優勝者を決めた。
 第46期ハリム杯全国女流アマ国手戦は韓国経済新聞と株式会社ハリムが主催した。


[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年6月21日 ]

朴廷桓九段、5月9戦全勝でレーティングポイント1万点再突破!


写真:韓国ランキング1位の申眞諝九段、朴廷桓九段、97位から77位まで順位が上がった文敏鍾四段。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が4月に続き5月にも全勝を記録、レーティングポイント1万点を再突破した。
 4月にソパルコサノル最高棋士決定戦で2連勝を記録した朴廷桓九段は、5月に入っても名人戦と中国甲級リーグ、ソパルコサノル最高棋士決定戦などで9連勝し、レーティングポイント59点を獲得、10045点を記録した。
 去年12月の10010点以来、9000点代にとどまっていた朴廷桓九段は、半年ぶりに1万点を再突破、ランキング1位の申眞諝(シン・ジンソ)九段との差を164点まで 縮めた。
 5月に5勝2敗を記録した申眞諝九段は18か月連続で韓国ランキング1位を守り抜いた。
 7勝1敗の卞相壹(ビャン・サンイル)九段は先月と同じく3位、中国甲級リーグで5戦全勝を記録し、5月に8勝2敗の成績を上げた金志錫(キム・ジソク)九段が8位から4位まで順位を上げた。
 申旻埈(シン・ミンジュン)九段が先月と同じく5位、李東勳(イ・ドンフン)九段と姜東潤(カン・トンユン)九段、安成浚(アン・ソンジュン)九段は先月より二つずつ順位が下がった。
 LG杯国内先発戦を通過するなど5月に10勝1敗を記録した「囲碁神」李昌錫 (イ・チャンソク)七段は初めて10位圏内に進出した。
 10位圏外では朴進率(パク・ジンソル)九段が29位から17位、許映皓(ホ・ヨンホ)九段が38位から21位までランクを上げた。二人ともLG杯の国内先発戦を通過し、レーティングポイントを貯めた。英才大会で良い成績を記録している文敏鍾(ムン・ミンジョン)四段が、97位から77位まで順位が上がった。
 女流棋士中では崔精(チェ・ジョン)九段が32位、呉侑珍(オ・ユジン)七段が96位を記録した。

2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め、毎月100位まで発表されている。

2021年6月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)

1位:申眞諝(シン・ジンソ)九段(10209点)
2位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(10045点)
3位:卞相壹(ビャン・サンイル)九段(9863点)
4位:金志錫(キム・ジソク)九段(9718点)
5位:申旻埈(シン・ミンジュン)九段(9708点)
6位:李東勳(イ・ドンフン)九段(9682点)
7位:元晟溱 (ウォン・ソンジン)九段(9662点)
8位:姜東潤(カン・トンユン)九段(9646点)
9位:安成浚(アン・ソンジュン)九段(9619点)
10位:李昌錫 (イ・チャンソク) 七段(9612点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年6月14日 ]

韓国4名、中国3名、日本1名がLG杯準々決勝進出


写真:準々決勝に進出した韓国棋士

 元晟溱(ウォン・ソンジン)九段と金志錫(キム・ジソク)九段が中国の壁を越えられず準々決勝進出に失敗した。
 2021年6月2日、韓国棋院と日本棋院、そして台湾棋院で行われた第26回LG杯朝鮮日報棋王戦本戦16強戦の二日目に、元晟溱九段が中国ランキング1位の柯潔九段に330手黒半目負け、金志錫九段は中国ランキング2位の楊鼎新九段に138手黒中押し負けで姿を消した。
 元晟溱九段の敗北が惜しかった。36歳で最高齢の参加者の元晟溱九段は、柯潔九段を相手に中盤まで圧倒したが、最後の戦いで大きなミスがあり、逆転負けとなった。
 金志錫九段は天敵の楊鼎新九段に力を発揮することができず、完敗した。これで楊鼎新九段との対戦成績は5戦全敗となった。
 一方、日本の一力遼九段と中華台北の陳祈睿七段の対決は、日本の一力遼九段が勝利した。日本の棋士が準々決勝に進出したのは2017年の22回大会以来4年ぶり。
 これで準々決勝は韓国4名、中国3名、日本1名の対決で行うことになった。
 韓国は前日行われた16強戦の一日目に去年のチャンピオンの申旻埈(シン・ミンジュン)九段を含め、韓国ランキング1位~3位の申眞諝(シン・ジンソ)九段、朴廷桓(パク・ジョンファン)九段、卞相壹(ビャン・サンイル)九段など4名が準々決勝進出に成功した。
 16強戦の直後に行われた組み合わせでは、申旻埈と楊鼎新九段、朴廷桓九段と柯潔九段、卞相壹と羋昱廷九段の韓・中戦と申眞諝九段と一力遼九段の韓・日戦となった。
 準々決勝は11月7日と8日にオンライン対局で行う予定。
 対局は持ち時間3時間、秒読み40秒5回で行われ、第26回LG杯朝鮮日報棋王戦は朝鮮日報と株式会社LGが主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年6月4日 ]

LG杯、韓国は4名が24強戦通過


写真:韓国選手団の対局の様子

 5月30日と31日に行われたLG杯24強戦で金志錫(キム・ジソク)九段、姜東潤(カン・トンユン)九段、元晟溱(ウォン・ソンジン)九段、金明訓(キム・ミョンフン)八段など4名が勝利し、16強戦に進出に成功した。
 2021年5月31日、韓国棋院と日本棋院、そして台湾棋院で行われた第26回LG杯朝鮮日報棋王戦本戦24強戦の二日目に、韓国は金志錫九段と元晟溱九段、洪性志(ホン・ソンジ)九段が参加し、金志錫九段と元晟溱九段が勝利した。
 まず、金志錫九段は日本の伊田篤史八段を相手に完璧な内容を見せ、159手黒中押しで勝利した。
 洪性志九段は中華台北の陳祈睿七段に中盤までリードしていたが、最後のヨセで逆転を許し、268手黒1目半負けで姿を消した。
 今年の韓国囲碁リーグで全勝を記録した元晟溱九段は、日本の新十段の許家元九段に153手黒中押し勝ちで勝利した。
 6月1日から行われる16強戦は、24強戦通過者8名が16強戦シード者8名と準々決勝のチケットをかけて対決する。
 二日にかけて行われる16強戦は、6月1日に申眞諝(シン・ジンソ)九段と陶欣然八段、朴廷桓(パク・ジョンファン)九段と檀嘯九段、李東勳(イ・ドンフン)九段と羋昱廷九段の韓・中戦と申旻埈(シン・ミンジュン)九段と姜東潤(カン・トンユン)、卞相壹(ビャン・サンイル)九段と金明訓(キム・ミョンフン)八段の韓国棋士同士の対決で行う。
 続いて6月2日は金志錫九段と楊鼎新九段、元晟溱九段と柯洁九段の韓・中戦と、日本の一力遼九段と中華台北の陳祈睿七段の対決で行う。
 対局は持ち時間3時間、秒読み40秒5回で行われ、第26回LG杯朝鮮日報棋王戦は朝鮮日報と株式会社LGが主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年5月27日 ]

河燦錫国手杯英才VS頂上記念対局、陜川で行われる


写真:対局の様子

 「頂上」申眞諝(シン・ジンソ)九段と「最強英才」文敏鍾(ムン・ミンジョン)四段が陜川で対決をした。
 第9期河燦錫国手杯英才VS頂上記念対局が2021年5月24日、陜川文化芸術会館で行われた。
 英才VS頂上記念対局は、韓国ランキング1位の申眞諝九段と第9期英河燦錫国手杯才囲碁大会優勝者の文敏鍾四段がそれぞれ頂上と英才として参加し、「頂上」申眞諝九段が164手白中押しで勝利した。
 二人の記念対局が終了後、第9期英河燦錫国手杯才囲碁大会表彰式が行われた。表彰式で大会を主催したムン・ジュンヒ陜川郡長は「9回目の今大会にも23名が参加し、良く実力を発揮した。今大会を通じて、韓国を超えて世界一の棋士になってほしい」と話した。続いて優勝者の文敏鍾四段は、「申眞諝九段との差を感じた。2年前よりもっと成長した姿を見せたかった」と対局の感想を伝えた。
 表彰式後、申眞諝九段の陜川郡広報大使委嘱式が行われた。
 第1~3期の英河燦錫国手杯才囲碁大会の優勝者である申眞諝九段は、2019年からは頂上として記念対局に参加している。「陜川は景色が美しいところ。昔、申旻埈(シン・ミンジュン)九段と陜川郡テーマパークで遊びに行ったことを覚えている。陜川郡の広報の役割を果たしたい。」と抱負を語った。
 今年で9回目の河燦錫国手杯英才VS頂上記念対局は陜川郡が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年5月20日 ]

文敏鍾四段、河燦錫国手杯で二度目の優勝!


写真:決勝戦の様子

 文敏鍾(ムン・ミンジョン)四段が河燦錫国手杯で優勝し、最強の英才だということを証明した。
 2021年5月18日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第9期河燦錫国手杯英才囲碁大会決勝3番勝負の第2局目で、文敏鍾四段が李 沇(イ・ヨン)三段に269手黒中押し勝ち、総合成績2勝0敗で優勝カップを手に入れた。
 文敏鍾四段は前日に同じ場所で行われた第1局目でも295手白2目半勝ち、勝利を収めていた。
 優勝インタビューで文敏鍾四段は「たくさんの方々が応援して下さって普段よりもっと力を出せたと思う。決勝の碁の内容はあまり良くなかったが、優勝できて嬉しい」と優勝の感想を伝えた。
 2019年第7期に続き、今大会で2度目の優勝に成功した文敏鍾四段は、今年4月に行われた第6期未来の星新鋭最強戦、2020年日本主催の第8回グロービス杯世界囲碁U-20を合わせて新鋭大会だけで通算4回の優勝を果たしている。
 一方、入段後初優勝に挑んだ李沇三段は両局ともに優勢の碁を守りきれず準優勝となった。
 17歳以下(2003年以後生まれ)の最強者を決める第9期河燦錫国手杯英才囲碁大会は陜川郡が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年5月12日 ]

李東勳九段など7名がLG杯国内先発戦通過!


写真:先発戦決勝の様子

 LG杯国内先発戦の通過者7名が決まった。
 2021年5月6日に行われた第26回LG杯朝鮮日報棋王戦国内先発戦決勝で、李東勳(イ・ドンフン)、姜東潤(カン・トンユン)、洪性志(ホン・ソンジ)、朴進率(パク・ジンソル)、許映皓(ホ・ヨンホ)各九段、金明訓(キム・ミョンフン)八段、李昌錫 (イ・チャンソク)七段の7名が、激しい競争を勝ち抜いて本戦進出に成功した。
 朴進率九段と李昌錫七段は今回が初めてのLG杯本戦進出。他には姜東潤九段が第20回LG杯優勝者で今回が14回目の本戦進出、李東勳九段は5回目、金明訓八段は4回目、洪性志九段は3回目の本戦進出である。許映皓九段は今回が4回目の本戦進出で2011年以来、10年ぶりの本戦進出を果たした。
 今回の先発戦には韓国棋院のプロ棋士222名とアマチュア先発戦通過者7名など全部で229名が参加した。7名の先発戦通過者は各国の先発戦通過者・シード者とともに5月30日から行われる本戦で優勝を争う。
 24強戦で行われる今回のLG杯で主催国の韓国は、先発戦通過者7名以外にも前期大会優勝者の申旻埈(シン・ミンジュン)九段を含めて、申眞諝(シン・ジンソ)九段、朴廷桓(パク・ジョンファン)九段、卞相壹(ビャン・サンイル)九段、金志錫(キム・ジソク)九段など12名が本戦に出場する。
 中国は前期大会準優勝の柯洁九段を含め楊鼎新九段、謝爾豪九段、羋昱廷九段、檀嘯九段、謝科八段、陶欣然八段の7名が出場する。
 日本は一力遼九段と許家元九段、伊田篤史八段の3名、中華台北は陳祈睿七段が本戦に合流する。主催者が決める主催者シードは追って発表する予定。
 第26回LG杯朝鮮日報棋王戦は朝鮮日報と株式会社LGが主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年5月6日 ]

安祚永九段、国内棋士12番目の通算1000勝達成!


写真:通算1000勝を達成した安祚永九段

 安祚永(アン・ジョヨン)九段が国内棋士12番目で通算1000勝を達成した。
 2021年4月28日、韓国棋院で行われた第26回LG杯朝鮮日報棋王戦国内先発戦2回戦で安祚永九段が金明完(キム・ミョンワン)八段に勝利し、プロ通算1000勝を果たした。
 1993年8月に入段した安祚永九段は金宗俊(キム・ジョンジュン)二段に初勝利を挙げた。以後、1996年3月に韓鐵均(ハン・チョルギュン)五段に勝利し100勝、2004年3月に許映皓(ホ・ヨンホ)三段に勝利して500勝を果たした安九段は入段27年8か月で国内12人目の1000勝を達成した。
 安祚永九段は1997年の第1期SKガス杯、2004年の第14期BCカード杯などの新鋭棋戦で優勝し、2007年では第2期十段戦を通じて一般棋戦タイトルを手に入れた。他にも三星杯、LG杯、富士通杯など、いろいろな世界大会本戦で成績を収めてきた。
 通算1000勝は曺薰鉉(チョ・フンヒョン)九段(1955勝)、李昌鎬(イ・チャンホ)九段(1801勝)、徐奉洙(ソ・ボンス)九段(1716勝)、李世乭(イ・セドル)九段(1324勝)、劉昌赫(ユ・チャンヒョク)九段(1306勝)、崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段(1214勝)、徐能旭(ソ・ヌンウク)九段(1141勝)、睦鎭碩(モク・チンソク)九段(1073勝)、趙漢乘(チョ・ハンスン)九段(1065勝)、朴永訓(パク・ヨンフン)九段(1025勝)、姜勳(カン・フン)九段の(1019勝)11名が達成している大記録である。
 安祚永九段は4月28日時点で1000勝535敗を記録している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年4月22日 ]

徐奉洙九段、18年ぶりにタイトル獲得!


写真:決勝戦の様子

 徐奉洙(ソ・ボンス)九段が18年ぶりに優勝カップを手に入れた。
 2021年4月14日、K囲碁スタジオで行われた第8期大舟杯プロシニア最強者戦決勝で徐奉洙九段が劉昌赫(ユ・チャンヒョク)九段に233手黒2目半勝ち、優勝を果たした。
 2003年の第3期石種杯優勝以来、久しぶりに頂点に立った徐奉洙九段は大舟杯でも二度の準優勝以降、初の優勝カップ獲得に成功した。
 序盤の戦いで劉昌赫九段がリードを掴んだが、中盤以降、徐奉洙九段の勝負手が通じ、形勢は細かくなった。その後、逆転と再逆転を繰り返し、最終的には徐奉洙九段が2半目勝ちを収めた。
 二人の決勝対決は第4期GS精油杯以来21年ぶりだった。
 優勝インタビューで徐奉洙九段は「序盤でつぶされ、劉昌赫九段が分かりやすく打ったら逆転が難しかったと思う。こちらの勝負手に対して最強の対応をして来たことがチャンスを掴むことに繋がり、優勝までできた。」と話した。
 徐奉洙九段は今回の優勝で通算30回優勝を達成した。
 TMマリンと韓国棋院が主催、持ち時間15分、秒読み40秒3回で行われた第8期大舟杯プロシニア最強者戦は、50歳以上の男性プロ棋士と30歳以上の女性プロ棋士が参加した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年4月19日 ]

文敏鍾三段、玄釉斌四段を破って未来の星初優勝!


写真:表彰式の様子

 文敏鍾(ムン・ミンジョン)三段が未来の星新鋭最強戦で初優勝に成功した。
 2021年4月6日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第6期未来の星新鋭最強戦決勝で文敏鍾三段が玄釉斌(ヒョン・ユビン)四段に191手黒中押し勝ち、未来の星の優勝カップを手に入れた。
 文敏鍾三段は2019年の第7期河燦錫国手杯英才囲碁大会、2020年の日本主催の第8回グロービス杯世界囲碁U-20に続き、通算3回目の優勝を果たした。
 優勝インタビューで文敏鍾三段は「予選から逆転勝利が多かったので、今大会は幸運だったと思う。新鋭棋戦だけではなく、一般の世界大会でも良い成績を取れるように頑張ります」と話した。
 優勝した文敏鍾三段は韓国棋院の規定により、四段に特別昇段した。
 一方、年齢制限により今年が最後の参加となった玄釉斌四段は準優勝で今大会を卒業することとなった。
 持ち時間2時間、秒読み60秒3回で行われた第6期未来の星新鋭最強戦は2002年以降に生まれた韓国棋院プロ棋士32名が参加した。
 現在、棋戦が昔と比べて少なくなり、対局回数が少なくなった新鋭達の勉強のために睦鎭碩(モク・チンソク)九段の個人後援で行われた第6期未来の星新鋭最強戦は、2015年に第1回大会が行われ、今回が6回目となる。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年4月14日 ]

金志錫九段、マキシムコーヒー杯で初優勝!


写真:対局の様子

 2021年4月5日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた第22期マキシムコーヒー杯入神(九段の別称)最強戦決勝三番勝負の第2局目で金志錫(キム・ジソク)九段が李志賢(イ・ジヒョン)九段に288手白中押し勝ちで勝利し、総合成績2勝0敗で今大会初優勝を果たした。
 2014年の第15回大会から8年連続で今大会に参加している金志錫九段は、今年初めて決勝進出に成功し、決勝では去年のチャンピオン李志賢九段を破って個人通算9回目のタイトルを手に入れた。
 優勝インタビューで金志錫九段は「第1局に勝利した時でさえ、優勝は難しいと思っていた。いい結果を出せて凄く嬉しいし、自信もついた。この勢いで次の大会も良い成績を残したい。」と話した。
 一方、前期大会で優勝し、今年は軍人(海軍)の身分として大会2連覇に挑んだ李志賢九段は金志錫九段の壁を越えられず準優勝となった。
 入神(九段の別称)の最強者を決めるマキシムコーヒー杯は、カヌポイント上位24名と前期シードの2名、ラッキングシード4名、主催者シード2名を合わせた本選32名のトーナメント方式で優勝者を決めた。
 本大会の主催である東西食品の人気ブランド名の“カヌ”から借りたカヌポイントは、直近2年間の成績によってポイントを決める方式である。
 持ち時間10分、秒読み40秒3回で行われる第22期マキシムコーヒー杯入神最強戦は韓国の東西食品と韓国棋院が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年4月8日 ]

「永遠の国手」金寅九段死去、78歳。


写真:金寅九段

 「永遠の国手」金寅(キム・イン)九段が2021年4月4日、持病のため亡くなられた。享年78歳。
 韓国囲碁の第1人者だった金寅九段は1966年の第10期国手戦で優勝後、1971年の第15期まで6連覇に成功し、韓国囲碁界では「金国手」と呼ばれていた。
 1943年、全羅南道康津生まれの金寅九段は15歳のとき(1958年)に入段。1962年には1年間日本に留学し、木谷實九段の門下生となった。
 韓国では通算30回優勝、22回準優勝を記録し、860勝703敗の成績を残した。
 1983年、九段に昇段。
 金寅九段が1968年に達成した40連勝は、現在までの韓国で最多連勝記録。
 2007年から金寅九段が主催した「金寅国際シニア囲碁大会」には毎年世界の各地で囲碁ファン達が参加し、韓国中では一番人気がある囲碁大会になった。
 金寅九段は去年、コロナの影響で大会が開けなかった事をもどかしく思っていた。
 2006年胃がんの手術を受けた事がある金寅九段は最近になり急に体調が悪化し、4月4日の午前9時にセブランス病院で亡くなった。享年78歳。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年4月2日 ]

セルトリオン、初の囲碁リーグチャンピオン!


写真:表彰式の様子

 正規リーグ1位のセルトリオンが去年のチャンピオンの韓国物価情報を破って、2020-2021KB囲碁リーグチャンピオンになった。
 2021年3月28日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた2020-2021KB国民銀行囲碁リーグチャンピオン決定戦第3回戦でセルトリオンが韓国物価情報に3勝0敗で勝利し、総合成績2勝1敗で初優勝を果たした。
 26日に行われた第1回戦はセルトリオンが3勝1敗で勝利し、27日行われた第2回戦は韓国物価情報が3勝2敗で勝利、優勝は第3回戦で決まる事になった。
 第3回戦の第1局目でセルトリオンは主将の申眞諝(シン・ジンソ)九段が朴河旼(パク・ハミン)八段に137手黒中押し勝ちで勝利し、リードを掴んだ。
 第2局目もセルトリオンの副将、元晟溱(ウォン・ソンジン)九段が許映皓(ホ・ヨンホ)九段に196手白中押しで勝利し、優勝を目の前にした。これで元晟溱九段は今年囲碁リーグ17戦全勝の大記録を打ち立てた。
 第3局目では姜昇旼(カン・スンミン)七段が韓国物価情報の主将、申旻埈(シン・ミンジュン)九段に141手黒中押し勝ち、チームの優勝を決めた。
 優勝インタビューで元晟溱九段は「優勝はしたいと思っていたが、全勝が出来るとは夢にも思わなかった。今年の囲碁リーグは一生忘れられない。」と話した。
 一方、正規リーグ2位の韓国物価情報は、プレーオフでポスコケミカルを破って大会2連覇に挑んだがセルトリオンの壁を越えられず準優勝となった。
 賞金総額34億ウォン(約3億4000万円)の国内最大棋戦である2020~2021KB国民銀行囲碁リーグはセルトリオンの初優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年3月26日 ]

韓国物価情報、ポスコケミカルを破って囲碁リーグチャンピオン決定戦進出!


写真:韓国物価情報の選手団

 去年のチャンピオン、韓国物価情報が囲碁リーグチャンピオン決定戦進出に成功した。
 2021年3月20日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた2020-2021KB国民銀行囲碁リーグプレーオフ第2回戦で韓国物価情報がポスコケミカルに3勝1敗で勝利した。前日行われた第1回戦でも3勝1敗で勝利を収めていた韓国物価情報は、総合成績2勝0敗で2年連続チャンピオン決定戦進出を果たした。
 韓国物価情報は第2回戦で主将の申旻埈(シン・ミンジュン)九段が李昌錫 (イ・チャンソク)七段に破られ、不安な出だしとなったが、姜東潤(カン・トンユン)九段が崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段に逆転勝利し同点を記録、その後、安正己(アン・ジョンギ)六段がポスコケミカルの主将卞相壹(ビャン・サンイル)九段に勝利し、逆転に成功した。
 最後は許映皓(ホ・ヨンホ)九段が朴鍵昊(パク・ゴンホ)五段に勝利し、チームの勝利を決めた。
 ポスコケミカルの天敵である韓国物価情報はポスコケミカルに現在7連勝を記録している。
 終局後行われたインタビューで、韓国物価情報の副将姜東潤九段は「セルトリオンとの勝負が楽しみ。正規リーグでは自分が全部負けてしまい、チームも二回とも負けてしまったが、チャンピオン決定戦では二回とも勝利したい。」と話した。
 プレーオフで勝利した韓国物価情報は正規リーグ1位のセルトリオンと、3月26日からチャンピオン決定戦3番勝負で優勝カップを争う。
 セルトリオンには韓国ランキング1位の申眞諝(シン・ジンソ)九段と正規リーグ14戦全勝の元晟溱(ウォン・ソンジン)九段が所属している。
 去年のチャンピオン決定戦では、韓国物価情報がセルトリオンに2勝1敗で勝利し、初優勝を果たした。
 賞金総額34億ウォン(約3億4000万円)の国内最大棋戦である2020~2021KB国民銀行囲碁リーグの優勝賞金は2億ウォン(約2000万円)である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年3月19日 ]

「KB国民銀行囲碁コンサート、思いの繋がり2021」が大盛況!


写真:李昌鎬九段の対局の様子

写真:ペア碁対局の様子

 「KB国民銀行囲碁コンサート、思いの繋がり2021」が2021年3月13日、KB国民銀行囲碁コンサート特別対局室で行われた。
 2500名の囲碁ファン達が参加した囲碁コンサートは午後1時から「囲碁国宝」李昌鎬(イ・チャンホ)九段と囲碁ファン達の対決から始まった。手合い割は4子。
 李昌鎬九段は囲碁スタジオ、囲碁ファンは各自の家でオンライン対局にて行われた。
 集団知性の着手は個人それぞれが着手すると、30秒後に一番多く選ばれた場所が最終的な着手になる方式で行われた。
 対決は終盤まで囲碁ファン達がリードしていたが、李昌鎬九段がヨセの段階で逆転し、254手白中押し勝ちで李昌鎬九段の勝利となった。
 局後インタビューで李昌鎬九段は「画面を見ながら囲碁ファンの皆さんと囲碁を打つのが楽しかった。たくさんの方とこのように交流できて嬉しい、良い経験になった。」と話した。
 午後4時からは申眞諝(シン・ジンソ)九段と申眞諝ファンチームと崔精(チェ・ジョン)九段と崔精ファンチームのペア碁対決が行われた。
 逆転の逆転を重ねたこの対局は申眞諝九段チームが277手黒中押しで勝利した。
 局後インタビューで申眞諝九段は「久しぶりに囲碁を楽しく打つことができた。今日参加して下さった囲碁ファンの方々に感謝の気持ちを伝えたい。これからもこのようなイベントは必ず参加したい。」と話した。
 続いて崔精九段は「初めての経験でしたが、凄く楽しかったし、囲碁ファンの皆さんの応援に感動を受けた。このようなイベントをまた開いてほしい。」と話した。
 「KB国民銀行囲碁コンサート、思いの繋がり2021」はKB国民銀行が主催し、囲碁テレビとYouTubeで放送される予定。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年3月11日 ]

保寧マッド、金浦ウォンボン・ルヘンスを破ってチャンピオンズカップ優勝!


写真:対局中の様子

 女子囲碁リーグとシニア囲碁リーグの優勝チーム対決で、女子囲碁リーグチャンピオンの保寧マッドがチャンピオンズシップの優勝カップを手に入れた。
 2021年3月7日、囲碁テレビスタジオで行われた「デバン建設杯2020シニアvs女子囲碁リーグチャンピオンズカップ」三番勝負最終戦で、保寧マッドは崔精(チェ・ジョン)九段と姜多情(ガン・ダジョン)二段の勝利で金浦ウォンボン・ルヘンスを2勝1敗で破り、総合成績2勝1敗でチャンピオンになった。
 前日行われた第1回戦に2勝1敗で勝利を収めていた保寧マッドは、7日の午前中に行われた第2局目で同点を許した。しかし、その日午後に行われた最終局で勝利を収め、女子チームの4年連続優勝を果たした。
 3戦全勝を記録した主将の崔精九段は優勝インタビューで「久しぶりの対面対局で、シニアの先輩方にいろいろ教えてもらうことができて楽しい時間だった。」と喜びを伝えた。
 一方、今年初勝利に挑んだシニアチームは崔精九段の壁を越えられず準優勝となった。
 持ち時間20分、秒読み40秒3回で行われた「デバン建設杯2020シニアvs女子囲碁リーグチャンピオンズカップ」は、女子囲碁リーグチャンピオンの4年連続優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年3月5日 ]

元晟溱九段、全勝でセルトリオンの正規リーグ優勝を導く


写真:今年囲碁リーグで全勝を記録した元晟溱九段。

 元晟溱(ウォン・ソンジン)九段が正規リーグ14戦全勝に成功し、チームの優勝に大きく貢献した。
 2021年2月27日、通合ラウンドで行われた2020-2021KB国民銀行囲碁リーグ14ラウンドでセルトリオンが去年のチャンピオン韓国物価情報に3勝2敗で勝利し、10勝4敗の成績で正規リーグ1位になった。
 セルトリオンと韓国物価情報の最終戦は正規リーグ1位を決める大事な一戦だった。
 セルトリオンは主将の申眞諝(シン・ジンソ)九段と副将の元晟溱九段、KB囲碁リーグの二軍のようなフューチャーズリーグ琴沚玗(クム・ジウ)二段が勝利、創団2年目で正規リーグ優勝を果たした。
 元晟溱九段の14戦全勝は去年の申眞諝九段に続き、今までに2度しかない大記録。今年同じチームになった二人は26勝2敗を記録し、チームの優勝に貢献した。
 36歳の年で最高齢の最多勝となった元晟溱九段は終局後のインタビューで「去年は最悪の成績だったのに、今年は全勝までできて感慨深い。全勝と優勝が当時にできたので、嬉しさが2倍。チャンピオン決定戦でも勝利したい」と話した。
 一方、同時に行われた最終戦では、ポスコケミカルと秀麗韓陜川が勝利し、ポストシーズンのチケットを手に入れた。
 3月17日から始まるポストシーズンの準プレーオフは3位のポスコケミカルと4位の秀麗韓陜川が対決し、勝利したチームはチャンピオン決定戦進出をかけて2位の韓国物価情報と戦う予定。
 賞金総額34億ウォン(約3億4000万円)の国内最大棋戦である2020~2021KB国民銀行囲碁リーグの優勝賞金は2億ウォン(約2000万円)である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年2月26日 ]

韓国、申眞諝九段の5連勝で農心辛ラーメン杯優勝!


写真:表彰式の様子。

 申眞諝(シン・ジンソ)九段の5連勝で、韓国が3年ぶりに農心辛ラーメン杯優勝カップを手に入れた。
 2021年2月25日、韓国棋院と中国棋院で行われた第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦第13局目で、申眞諝九段が中国の柯潔九段に185手黒中押しで勝利し、韓国の通算13回目の優勝に大きく貢献した。
 19回と21回の大会では1勝も出来なかった申眞諝九段は、3回目の参加となる今大会では5連勝し、主将の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が打つこともなく優勝することができた。
 優勝インタビューで申眞諝九段は「自分が負けても後ろに朴廷桓九段がいたので、気楽に打ったのが良い結果に繋がった。去年、朴廷桓九段が一人で戦う姿を見て申し訳ない気持ちがあったが、今回の連勝で少し恩返し出来たと思う。来年も朴廷桓九段と一緒に韓国の優勝を目指したい。」と抱負を語った。
 韓・日・中の代表5人が出場し、連勝戦方式で対決する農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の歴代優勝回数は韓国13回、中国8回、日本1回である。
 持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われた第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦は、株式会社農心と韓国棋院が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年2月18日 ]

李昌錫六段、クラウンヘテ杯を通じて初のタイトル獲得!


写真:終局後の様子。

 李昌錫 (イ・チャンソク)六段がクラウンヘテ杯で優勝し、入段後初めてタイトル獲得に成功した。
 2021年2月16日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた2020クラウンヘテ杯決勝三番勝負第2局目で、李昌錫六段が偰玹準(ソル・ヒョンジュン)に212手白中押し勝ち、総合成績2勝0敗で優勝カップを手に入れた。
 15日に行われた第1局目でも勝利を収めていた李昌錫六段は第2局目でも勝利し、去年準優勝の雪辱を果たした。
 優勝インタビューで李昌錫六段は「優勝できて光栄だが、一人の力でできたものではなく、囲碁ファンの皆様、家族、友達の応援のおかげで出来た。これからは世界大会で良い成績を取りたい。」と話した。
 同僚棋士たちに「囲碁神」と呼ばれている李昌錫六段は、去年12月から今年2月までに行われた全ての棋戦(四つ)で予選通過に成功し、今年は18勝4敗の成績で勝ち星ランキング1位を記録している。
 1年前に40位だった韓国ランキングも11位まで順位をあげた。
 クラウンヘテが主催し、25歳以下のプロ棋士93人が参加した2020クラウンヘテ杯は李昌錫六段の優勝で幕を閉じた。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年2月17日 ]

申旻埈九段、柯潔九段を破ってLG杯優勝!


写真:優勝インタビュー中の申旻埈九段。

 申旻埈(シン・ミンジュン)九段がLG杯決勝三番勝負最終局で柯潔九段に勝利し、世界大会初優勝を果たした。
 2021年2月4日、韓国棋院と中国棋院で行われた第25回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝三番勝負最終局で申旻埈九段が柯潔九段に302手白3目半勝ち、総合成績2勝1敗で逆転優勝に成功した。
 1日に行われた第1局目は柯潔九段が184手白中押しで勝利したが、3日の第2局目では申旻埈九段が198手白中押し勝ちし、勝負を最終局まで持ち込むのに成功した。最終局で白を持った申旻埈九段は世界大会8回の優勝記録を持っている柯潔九段を相手に完璧な内容で勝利、囲碁界の新しいスターになった。
 優勝インタビューで申旻埈九段は「世界大会初優勝が出来て凄く嬉しい。実力以上に良く打って優勝する事が出来たが、まだまだ実力が足りない。世界大会でまた優勝出来るように努力して行きたい。」と話した。
 世界大会決勝で韓国が中国に勝利したのは金志錫(キム・ジソク)九段が2014三星火災杯世界囲碁マスターズ決勝で唐韋星九段を破って優勝した以来6年2か月ぶり。
 LG杯優勝カップを手に入れた申旻埈九段は韓国棋士としては15番目の世界大会チャンピオンになった。
 一方、LG杯初優勝を狙っていた柯潔九段は申旻埈九段に逆転負けし、準優勝となった。柯潔九段が決勝で韓国棋士に負けたのは今回が初めて。
 持ち時間3時間、秒読み40秒5回で行われた第25回LG杯朝鮮日報棋王戦は朝鮮日報と株式会社LGが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年2月10日 ]

曺薰鉉九段・李昌鎬九段、農心辛ラーメン杯イベント大会で優勝!


写真:表彰式の様子。

 曺薰鉉・李昌鎬師弟コンビが農心辛ラーメン杯イベント大会で優勝した。
 2021年1月24日に韓国棋院と中国棋院で行われた「囲碁レジェンド国家対抗戦、第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦特別イベント」の第2ラウンド3回戦で韓国は中国に1勝1敗を記録、総合成績6勝2敗で優勝を決めた。
 第1ラウンドで4戦全勝を記録した韓国は、22日第2ラウンド1回戦で日本と対決し、曺薰鉉九段が小林光一九段に勝利したが、李昌鎬九段が依田紀基九段に敗退し、1勝1敗を記録した。
 23日に日本と中国が対決した第2ラウンド2回戦では中国の聶衛平九段が小林光一九段、常昊九段が依田紀基九段に勝利した。
 5勝1敗の韓国と4勝2敗の中国と対決した第2ラウンド最終戦は、李昌鎬九段が常昊九段に敗退したが、曺薰鉉九段が聶衛平九段に勝利した。韓国は曺薰鉉九段が4戦全勝、李昌鎬九段が2勝2敗を記録し、総合成績6勝2敗で優勝を果たした。5勝3敗の中国が準優勝、1勝7敗の日本が3位を記録した。
 優勝インタビューで曺薰鉉九段は「2勝を目標していたが全勝し、優勝まで出来て嬉しい。弟子が負けるときは師匠が勝って、師匠が負ける時は弟子が勝てば大丈夫。」と弟子と一緒に参加した感想を伝えた。
 韓国で4年間国会議員と活躍した曺薰鉉九段は4年ぶりの復帰後、公式手合いで5連勝を記録している。
 第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の特別イベントとして行われた今大会は韓・日・中の囲碁レジェンド6人が参加し、個人勝利数が多い国の順に順位を決めた。
 持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われる「囲碁レジェンド国家対抗戦、第22回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦特別イベント」は株式会社農心と韓国棋院が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年1月29日 ]

申眞諝九段、春蘭杯決勝進出で通算500勝達成!


写真:対局中の様子。

 韓国の申眞諝(シン・ジンソ)九段が春蘭杯準決勝の勝利で個人通算500勝を達成した。
 2021年1月20日に韓国棋院と中国棋院で行われた第13回春蘭杯世界囲碁選手権準決勝で申眞諝九段が中国の連笑九段に207手黒中押し勝ち、今大会初の決勝進出を果たした。
 先週行われた第9回応氏杯世界囲碁選手権で決勝進出を決めた申眞諝九段は、今大会でも中国の許嘉陽八段と范廷鈺九段、連笑九段を連破し、2週連続で世界大会決勝進出に成功した。
 反対枠は中国の唐韋星九段が柯潔九段に勝利し、決勝に進出した。
 申眞諝九段と唐韋星九段の対戦成績は申眞諝九段が4勝2敗でリードしている。
 決勝は3番勝負で行う予定で、日程は未定。
 今回の勝利で申眞諝九段は個人通算500勝を達成した。
 2012年7月入段し、国内59番目に500勝を達成した申眞諝九段は現在500勝161敗、75%の勝率を記録している。
 持ち時間2時間30分、秒読み60秒5回で行われる第13回春蘭杯世界囲碁選手権は中国の春蘭グループが主催し、優勝賞金は15万ドル(約1,650万円)である。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年1月21日 ]

申眞諝九段、初参加した応氏杯で決勝進出!


写真:終局後インタビュー中の申眞諝九段。

 韓国ランキング1位の申眞諝(シン・ジンソ)九段が初出場した応氏杯で決勝進出に成功した。
 2021年1月12日に、韓国棋院と中国棋院で行われた第9回応氏杯世界囲碁選手権準決勝3番勝負第2局目で、申眞諝九段が中国の趙晨宇八段に277手白1目半勝ちで勝利した。
 10日に行われた第1局目でも勝利を収めていた申眞諝九段は総合成績2勝0敗で決勝に進出した。申眞諝九段の決勝進出で韓国は9回大会連続で決勝進出に成功した。
 終局後のインタビューで申眞諝九段は「決勝に進出できて嬉しいが、まだ最後が残っている。決勝までよく準備して必ず優勝したい。」と抱負を語った。
 一方、反対枠は中国の謝科八段が日本の一力遼九段を破って決勝進出を果たした。
 決勝に対戦する申眞諝九段と謝科八段は2000年生まれの同じ年。二人は2017年李民杯世界新鋭最強戦で1回対戦し、その時は謝科八段が勝利した。
 応氏杯の決勝は3番勝負で行う予定で日程は未定。
 1988年に中華台北の大富豪、應昌期氏が創設した応氏杯は應昌期氏が作った「応氏ルール」という特別なルールを使用する。応氏ルールはコミが8目で最後のダメも地になるのが特徴である。
 2016年で幕を閉じた第8回応氏杯世界囲碁選手権決勝5番勝負では、中国の唐韋星九段が韓国の朴廷桓九段を総合成績3勝2敗で破って優勝した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年1月14日 ]

申眞諝九段、辛丑年新年でも韓国ランキング1位!


写真:韓国ランキング1位の申眞諝九段。

 申眞諝九段が2021年の初ランキングでも1位を記録、13か月連続で韓国ランキング1位を守り抜いた。
 去年12月の1ヶ月間申眞諝九段は、南海スーパーマッチで2勝、KB国民銀行囲碁リーグで3勝1敗、中国甲級リーグで8勝2敗をするなど、13勝3敗の成績を記録した。先月よりレーティングポイントを18点失ったが、10233点で1位を守った。
 2位の朴廷桓(パク・ジョンファン)九段はKB国民銀行囲碁リーグで4勝、中国甲級リーグで9勝2敗、南海スーパーマッチで2敗するなど13勝4敗の成績でレーティングポイントを52点獲得し、10010点を記録した。
 去年12月にはKB国民銀行囲碁リーグ、中国甲級リーグ、GSカルテックス杯予選が行い、ランキングにも大きな変化があった。
 先月4位だった卞相壹(ビャン・サンイル)九段は16勝4敗の成績で1年2か月ぶりに3位に復帰、先月3位だった申旻埈(シン・ミンジュン)九段は4位となった。
 先月より三つ上がった金志錫(キム・ジソク)九段が5位、李東勳(イ・ドンフン)九段と姜東潤(カン・トンユン)九段が6位と7位を記録した。先月より一つずつ上がった李志賢(イ・ジヒョン)九段と安成浚(アン・ソンジュン)九段が8位と9位を、先月より三つ下がった李映九(イ・ヨング)九段が10位を記録した。
 10位圏外では6月から40勝3敗の成績を記録している沈載益(シム・ジェイク)四段が32位から15位までランクを上げた。女流ランキング1位の崔精(チェ・ジョン)九段は27位、国会議員から勝負師に戻った曺薰鉉(チョ・フンヒョン)九段は78位を記録した。
 2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め、毎月100位まで発表されている。

 
2021年1月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)
  • 1位:申眞諝(シン・ジンソ)九段(10233点)
  • 2位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(10010点)
  • 3位:卞相壹(ビャン・サンイル)九段(9757点)
  • 4位:申旻埈(シン・ミンジュン)九段(9731点)
  • 5位:金志錫(キム・ジソク)九段(9703点)
  • 6位:李東勳(イ・ドンフン)九段(9678点)
  • 7位:姜東潤(カン・トンユン)九段(9643点)
  • 8位:安成浚(アン・ソンジュン)九段(9587点)
  • 9位:李志賢(イ・ジヒョン)九段(9552点)
  • 10位:李映九(イ・ヨング)九段(9543点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2021年1月7日 ]

韓国棋院が選んだ2020年囲碁界10大ニュース。


写真:申眞諝九段

1.申眞諝九段、年間勝率記録更新。
 申眞諝九段が76勝10敗88.73%の勝率で李昌鎬(イ・チャンホ)九段が1988年に記録した75勝10敗88.24%の記録を32年ぶりに更新した。
 申眞諝九段は他にも1年間韓国ランキング1位を守り、韓国棋士の中でナンバーワンとなった。

2.世界大会、オンラインで行う。
 今年はコロナで囲碁界にも大きな変化があった。
 一部の世界大会は中止になったが、4月のLG杯を始め、いろいろな世界大会がオンラインで再開された。今後もしばらくは世界大会や国際交流はオンラインで行う予定。

3.申眞諝九段、LG杯を通じて世界大会初優勝!
 申眞諝九段が2000年以後生まれの棋士中で、一番に世界大会タイトルを獲得した。2020三星火災杯で準優勝を記録した申眞諝九段は今年行う第9回応氏杯には準決勝、第13回春蘭杯には準々決勝に進出している。

4.崔精九段、85か月連続で女流ランキング1位を守り抜く。
 今年も女流棋戦は崔精(チェ・ジョン)九段の天下だった。
 女流棋戦で7回連続に優勝を果たした崔精九段は女流棋士の相手に34勝3敗を記録した。

5.コロナの中で新しい棋戦が誕生と復活。
 コロナで大変の中、国内最大棋戦のソパルコサノル最高棋士決定戦が誕生した。
 2016年1月に中断された43年の歴史の名人戦も復活する事が決定、今年の1月に予選を行う。

6.囲碁リーグなど5代リーグ、無事に開催。
 KB囲碁リーグ、KBフューチャーズリーグ(KB囲碁リーグの二軍)、KB女子囲碁リーグ、シニア囲碁リーグ、ルーキーリーグ(新人棋士と院生が参加)の5代リーグはコロナに関係なく、無事に開催された。

7.趙恵連九段と文敏鍾三段の活躍。
 趙恵連(チョウ・ヘヨン)九段は第7期大舟杯シニア最強者戦で女流棋士として初めて優勝を果たした。文敏鍾三段(ムン・ミンジョン)は日本が主催したグロビス杯で中国の強豪を連破して優勝し、多くの囲碁ファン達に自分の名前を知らせた。

8.人工知能の明と暗
 人工知能はプロ棋士から囲碁ファンまで、勉強のために必要な存在となり、人々のレベルアップに大きな貢献をした。しかし、悪用するケースもあり、ネット棋戦の「ORO国手戦」で使用が見つかった金恩持(キム・ウンジ)二段は資格停止1年の懲戒処分となった。

9.コロナでアマチュア大会はほとんど中止
 2020年は残念ながらほとんどのアマチュアの大会がコロナの影響で中止になり、アマ囲碁ファンには寂しい1年となった。
 アマ大会は大勢の人が同じ場所で集まるため、開催が難しかった。

10.囲碁ユーチューバーの活躍。
 2020年はコロナの影響もあり、囲碁ユーチューバーがたくさん増えた。現在ユーチューバーとして活躍しているプロ棋士は20人ほど。サイバーオーロ、タイゼムなど囲碁サイトもユーチューブチャンネルを運営し、新しいマーケティングをしている。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

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