韓国囲碁ニュース
韓国の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
韓国からの囲碁ニュース・棋戦情報を皆様にお伝えします。
囲碁ニュース [ 2025年3月21日 ]
金多彬三段、利鵬杯優勝で入段後初のタイトル獲得!

金多彬(キム・ダビン)三段が利鵬杯新鋭最高位戦で優勝し、入段後初優勝した。
2025年3月13日、K囲碁(囲碁専門放送局)スタジオで行われた第6期利鵬杯新鋭最高位戦決勝3番勝負の最終局で、金多彬三段がスミレ四段に218手白中押し勝ち、総合成績2勝1敗で優勝を果たした。
同じ日に行われた第1局目で勝利を収めていた金多彬三段は、第1局目の終局5分後に行われた第2局目でスミレ四段に同点を許した。しかし、最終局は序盤から良い内容で相手を圧倒し、最後まで勝ち切ることができた。
優勝インタビューで金多彬三段は「利鵬杯は私のように遅くプロになった棋士達にとってはありがたい大会。これからは一般棋戦の本戦で活躍したい。」と抱負を語った。
韓国ランキング51位の金多彬三段は今回の優勝で四段に特別昇段した。
一方、去年韓国に移籍してから2回準優勝を記録していたスミレ四段は、移籍後初優勝に挑んだが惜しくも準優勝となった。
新鋭発掘の舞台である利鵬杯は、今回の大会で本戦の規模を従来の8強から16強に拡大し、新鋭棋士たちにより多く実戦の機会を提供するため、本戦対局は3番勝負で行われた。
5分の持ち時間に加えて、1手ごとに20秒加算されるフィッシャー方式で行われた第6期利鵬杯新鋭最高位戦は株式会社サムウォンと利鵬奨学会が主催した。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年3月17日 ]
趙相衍四段、ミレニアム天元戦優勝で新鋭棋戦2冠王!

趙相衍(チョウ・サンヨン)三段が、「2025楊口郡国土正中央杯ミレニアム天元戦」で優勝し、新鋭棋戦2冠王になった。
2025年3月9日、韓半島正中央の江原道楊口郡青春体育館で行われた「2025楊口郡国土正中央杯ミレニアム天元戦」決勝で、趙相衍三段が任敬讚(イム・ギョンチャン)二段に194手白中押し勝ちで優勝カップを手に入れた。
優勝インタビューで趙相衍三段は「優勝できて嬉しいです。最近は他の大会でよく負けてしまい、自信を失っていましたが、今回の優勝をきっかけに、良い姿を見せるように頑張りたい。」と抱負を語った。
一方、現在韓国ランキング159位の任敬讚二段は、自分よりランキングの高い棋士たちを破り決勝に進出したが、優勝には至らなかった。
参加対象年齢が前回までは2000年以後生まれだったが、今回から2006年以後生まれに大幅に下げた今大会には45名の新鋭棋士が出場した。出場者の中で韓国ランキングもっとも高く、優勝候補とされた金恩持(キム・ウンジ)九段は予選1回戦で金奇彦(キム・キオン)二段に敗れ、1勝も出来ず大会を終えた。
女子棋士中では唯一、準々決勝まで進出したスミレ三段は崔珉瑞(チェ・ミンソ)四段に破られ姿を消した。
20分の持ち時間、1手ごとに20秒加算のフィッシャー方式行われた楊口郡国土正中央杯「2025楊口郡国土正中央杯ミレニアム天元戦」は楊口郡が主催した。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年3月7日 ]
申眞諝九段、南洋杯の初代チャンピオン!

申眞諝(シン・ジンソ) 九段が南洋杯の初代チャンピオンになり、世界大会優勝を8回に増やした。
申眞諝九段は2025年2月28日にシンガポールマンダリンオリエンタルホテルで行われた第1回南洋杯世界囲碁マスターズ決勝3番勝負の第2局目で中国の王星昊九段に227手黒中押しで勝利した。第1局目でも188手白中押し勝ちで勝利を収めていた申眞諝九段は、総合成績2勝0敗で優勝を果たした。
優勝インタビューで申眞諝九段は「王星昊九段は非常に強い相手だったが、世界大会の経験は私の方が多いので勝つことができたと思ってます。次に決勝で対戦することがあれば、もっと難しくなると思う。南洋杯と農心辛ラーメン杯で優勝できて嬉しいがこれに満足せず今年一年、引き続き頑張りたい。」と抱負を語った。
今回の優勝で申眞諝九段は個人通算40回目の優勝を記録した。
一方、初めて世界大会決勝に進出した中国の王星昊九段は、申眞諝九段の壁を越えらず準優勝となった。
第1回南洋杯世界囲碁マスターズと同時に行われた第1回 南洋杯ブリリアントマスターズでは曺薫鉉(チョ・フンヒョン)九段が武宮正樹九段に勝利し優勝した。
第1回南洋杯世界囲碁マスターズと第1回 南洋杯ブリリアントマスターズは中国囲碁協会とシンガポール囲碁協会が合同で主催した。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年2月28日 ]
申眞諝九段、農心辛ラーメン杯で今年も韓国に優勝カップをもたらす

韓国の囲碁の守護神、申眞諝(シン・ジンソ) 九段が農心辛ラーメン杯で再び新しい歴史を作った。
2025年2月21日、中国上海のグランドセントラルホテルで行われた第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の最終局で、申眞諝 九段が中国の主将の丁浩九段 に242手白中押しで勝利した。
第22回大会から5年連続で韓国に優勝カップをもたらした申眞諝九段は、連勝数を18に伸ばし、大会歴代最多連勝記録を更新した。
局後インタビューで申眞諝九段は「前回大会の6連勝よりも、今年の2連勝の方が難しかったと感じるほど、今日はとても大変だった。何度も危機があったが最後まで集中することが出来た。最終局の前に朴廷桓(パク・ジョンファン)九段と偰玹準(ソル・ヒョンジュン)九段が一緒に研究してくれたおかげで、優勝まで繋がったと思う」と語った。
第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦では、韓国は先鋒の偰玹準九段が中国の柯潔九段に破られたが、2番目の選手である金明訓(キム・ミョンフン)九段が4連勝を達成した。その後、申旻埈(シン・ミンジュン)九段が1勝もあげられず帰国となったが、朴廷桓九段が1勝1敗でバトンを申眞諝九段に渡し、申眞諝九段が2連勝で優勝を決めた。
持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われた第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦は、株式会社農心と韓国棋院が主催した。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年2月21日 ]
農心白山水杯で中国が優勝

中国が2回目の農心白山水杯で、曹大元九段の勝利で優勝を果たした。
2025年2月19日に中国上海のグランドセントラルホテルで行われた第2回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦第9局で、韓国の主将劉昌赫九段(ユ・チャンヒョク)九段が中国の曹大元九段に264手白6目半負けした。
この大会で韓国は、国内選抜戦を通過した徐能旭(ソ・ヌンウク)九段と金鐘秀(キム・ジョンス)九段、ランキングシードの劉昌赫九段、主催者シードの曺薫鉉(チョ・フンヒョン)九段など4名が出場した。去年9月に行われた第1ラウンドでは金鐘秀九段が日本の王銘琬九段に勝利したが、金鐘秀九段と徐能旭九段、曺薫鉉九段が中国の芮廼偉九段に続けて負けた。第2ラウンドで劉昌赫九段は日本の武宮正樹九段に勝利したが、中国の曹大元九段に破られ準優勝となった。
一方、中国は先鋒の芮廼偉九段が5連勝を記録し、曹大元九段が韓国の主将劉昌赫九段に勝利を収め、総合成績6勝1敗で優勝を果たした。日本は1勝4敗の成績で3位となった。
持ち時間40分、秒読み60秒1回で行われた第2回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦は、株式会社農心と韓国棋院が主催した。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年2月17日 ]
韓国で12番目のプロ棋士夫婦誕生、朴河旼九段と金彩瑛九段!

朴河旼(パク・ハミン)九段(27歳)と金彩瑛(キム・チェヨン)九段(29歳)が、2025年3月8日にソウル・江南区で結婚式を挙げることが決まった。
二人は棋士先輩後輩の関係で出会い、6年間の交際を経て結婚することになった。
朴河旼九段と金彩瑛九段の夫婦は金榮三(キム・ヨンサム)九段と玄味眞(ヒョン・ミジン)五段【2004年結婚】、李相勳(イ・サンフン)九段と河好貞(ハ・ホジョン)四段【2005年結婚】、朴炳奎(パク・ビョンギュ)九段と金恩善(キム・ウンソン)五段【2011年結婚】、崔哲瀚(チェ・チョルハン)九段と尹智熙(ユン・ジヒ)三段【2012年結婚】、尹在雄(ユン・ジェウン)四段と金世實(キム・セシル)三段【2015年結婚】、金鎭薰(キム・ジンフン)五段と金惠臨(キム・ヘリム)三段【2016年結婚】、金大容(キム・デヨン)九段と金秀眞(キム・スジン)六段【2018年結婚】、李映九(イ・ヨング)九段と吳政娥(オ・ジョンア)五段【2018年結婚】、許映皓(ホ・ヨンホ)九段と金伸英(キム・シンヨン)二段【2019年結婚】趙惠連(チョウ・ヘヨン)九段と朴滄溟(パク・チャンミョン)三段【2021年結婚】趙寅善(チョウ・インソン)四段と李裕眞(イ・ユジン)三段【2024年結婚】に続き、プロ棋士同士の12番目のカップルとなった。
朴河旼九段は2015年に入段し、2019年にクラウンヘテ杯・未来の星など新鋭大会で優勝した。個人通算で3回の優勝と2回の準優勝を記録しており、国内外の大会の本戦にも進出し、活躍を続けている。
金彩瑛九段は、父親である金成來(キム・ソンレ)六段、妹の金多瑛(キム・ダヨン)五段とともに国内初の三父女親子棋士として有名。2011年に入段し、2014年には第19期女流国手戦で初のタイトルを獲得し、2018年には呉清源杯世界女子囲碁大会で優勝し、世界大会で初めての優勝カップを手に入れた。韓国女子ランキングは3位で韓国を代表する女流棋士の一人の金彩瑛九段は、個人通算4回の優勝と6回の準優勝を記録している。
朴河旼九段と金彩瑛九段のカップルは現在、昨年12月に開幕した2024-2025KB国民銀行囲碁リーグに出場中で、リーグが終了する4月に新婚旅行に行く予定だ。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年2月10日 ]
韓国棋院ルール変更で中国囲棋協会と円満な協議

最近、LG杯で行った「対局ルール」のトラブルで一時停止していた世界囲碁界が正常に戻った。
韓国棋院は2025年2月3日に運営委員会を開いて、問題になったアゲハマ保管ルールを改訂し、その結果を中国囲棋協会に伝えた。
韓国棋院は中国囲棋協会に5日に送った公文書で、アゲハマ保管ルールは維持するが、反則敗北をなくし、ペナルティ強度については後日議論すると伝えた。
ルールの検討には時間が必要であることで、今まで進行している農心辛ラーメン杯、農心白山水杯と間もなく開催予定のソパルコサノル世界最高棋士決定戦は改正前までペナルティを不適用し、ルール違反の時はペナルティなしで審判の注意で大会を進行することにした。
これに対して、中国囲棋協会は「ルールを改訂してくれた韓国棋院に感謝する」と返信し、合理的なルール変更により韓国棋院が主催する世界大会に以前のように中国も参加すると答えた。
両国の円満な協議により、第26回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦の第3ラウンドと第2回農心白山水杯世界囲碁シニア最強戦の第2ラウンドは予定通り2月17日から中国上海で行う予定。延期になった第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦も近日中に始まる予定。
これでLG杯から始まった韓国棋院と中国囲棋協会の論争は一段落した。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年2月4日 ]
ハナ銀行囲碁スーパーマッチ、全棋士が参加できる一般棋戦に

国内最大の棋戦である「2025ハナ銀行囲碁スーパーマッチ」は、前回大会まではMZ世代(1981年から2010年生まれ)のみが参加したが、今年からは全棋士が参加できる一般棋戦に変わった。
今大会には189名のプロ棋士が予選に出場し、本戦チケット12枚をかけて、2月3日から2月7日まで熱戦を繰り広げる。
本戦チケットを手にした12名は、前回大会の優勝者である金明訓(キム・ミョンフン)九段と準優勝者の姜東潤(カン・トンユン)九段、韓国ランキング1位と2位の申眞諝(シン・ジンソ)九段と朴廷桓(パク・ジョンファン)九段とともにトーナメント方式で優勝を争う。
大会は2月から6月にかけて行われ、決勝は3番勝負となる。
優勝賞金は7,500万ウォン(約800万円)で、国内の棋戦では最も高額。
また、昨年好評だった「子供囲碁フェスティバル」は、子供の囲碁普及を目的に今年も開催予定。
大会は、10分の持ち時間に加えて、1手ごとに40秒加算されるフィッシャー方式で行われ、ハナ銀行が主催する。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年1月27日 ]
卞相壹九段、LG杯初優勝

卞相壹(ビャン・サンイル)九段がLG杯初優勝を果たした。
2024年1月23日、韓国棋院で行われたLG杯朝鮮日報棋王戦決勝3番勝負の最終局で卞相壹九段が中国の柯潔九段に棄権で勝利した。
今対局は柯潔九段九段の規定違反で対局開始3時間45分頃に中断され(155手目の着手後、柯潔九段が取った石を碁笥のフタの上に置かない)、審判が進行を止めて指摘すると、柯潔九段がそれに反発し、最終的には卞相壹九段の棄権勝ちと判定された。
柯潔九段は前日開かれた第2局目でも同じ理由で2回ほど指摘を受け、反則負けとなった。柯潔九段が対局をあきらめた159手目には卞相壹九段がAI予測勝率99%で大幅にリードしていた。
卞相壹九段は総合成績2勝1敗でLG杯初優勝とともに世界大会2回優勝を記録した。 卞相壹九段は2023年7月、第14回春蘭杯で優勝し、初めて世界大会の優勝カップを手に入れた。
今までLG杯は韓国が14回、中国が12回、日本が2回、中華台北が1回、優勝を記録している。
持ち時間3時間、秒読み40秒5回で行われる第29回LG杯朝鮮日報棋王戦は朝鮮日報と株式会社LGが主催した。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年1月14日 ]
ソパルコサノル杯、世界大会のワイルドカードは中国の柯潔九段!

国内大会と隔年制で行われるソパルコサノル杯世界最高棋士決定戦の本戦メンバーが全員決まった。
韓国・日本・中国・中華台北の棋士9名が出場する今大会に、韓国は4名が参加する。
国内大会優勝で出場権を得た申眞諝(シン・ジンソ)九段を始め、昨年12月から開かれた国内先発戦で朴廷桓(パク・ジョンファン)九段と申旻埈(シン・ミンジュン)九段、姜東潤(カン・トンユン)九段が本戦参加チケットを手に入れた。
2枚の本戦参加チケットが与えられた中国は、許嘉陽九段と屠曉宇八段が国内先発戦通過し、日本からは福岡航太朗七段、中華台北からはアジア競技大会金メダリスト許皓鋐九段が参加する。
最後の1枚の本戦チケットは柯潔九段が手に入れた。柯潔九段は国内先発戦で脱落したが、スポンサーに呼ばれて出場する機会を得た。
ソパルコサノル世界最高棋士決定戦は、国内大会と同じく9人のフルリーグで順位を決める。 今大会は2月6日から10日まで第1戦を行い、 第2戦は6月9日から12日まで行われ、リーグ成績1位と2位の決勝3番勝負は10月に行われる予定。
5年間、国内で開かれたソパルコサノル最高棋士決定戦は、今年から規模を拡大し、世界大会と共に隔年制で行われる。 今年の第1回世界大会が終われば、2026年には第6期の国内大会が行われる予定。
第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦株式会社インフォベールが主催している。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年1月8日 ]
申眞諝九段と金恩持九段、2025年新年ランキングで男女1位!

眞諝(シン・ジンソ)九段と金恩持(キム・ウンジ)九段が2025年新年ランキングでそれぞれ男女1位となった。
申眞諝九段は去年67勝13敗、83%の勝率で勝ち星と勝率部分で1位となった。
2025年1月のランキングでも韓国ランキング1位となった申眞諝九段は、2020年1月から61か月間、韓国ランキング1位を守り抜いた。
金恩持九段は崔精(チェ・ジョン)九段を抜いて2024年8月以来、5ヶ月ぶりに女子ランキング1位になった。
全体ランキングでは金恩持九段は9460点で34位、崔精九段は9454点で36位を記録し、女子ランキング1位の争いは今年さらに激しくなりそうだ。
10位圏内では朴廷桓(パク・ジョンファン)九段と卞相壹(ビャン・サンイル)九段、申旻埈(シン・ミンジュン)九段、金明訓(キム・ミョンフン)九段が順位変更なく、2位から5位から席を守った。
姜東潤(カン・トンユン)九段と元晟溱 (ウォン・ソンジン)九段が順位を入れ替えて6位と7位、李昌錫 (イ・チャンソク) 九段が8位、偰玹準(ソル・ヒョンジュン)九段は9位、安成浚(アン・ソンジュン)九段は10位を記録した。
一方、10位圏外では金彩瑛(キム・チェヨン)九段が97位から83位まで順位を上げ、女子ランキング3位となった。
呉侑珍(オ・ユジン)九段は韓国ランキング86位、女子ランキング4位となった。
2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め2022年8月からプロ棋士全員のランキングを発表することになった。
2025年1月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)
1位:申眞諝(シン・ジンソ)九段(10370点)
2位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(9967点)
3位:卞相壹(ビャン・サンイル)九段(9785点)
4位:申旻埈(シン・ミンジュン)九段(9755点)
5位:金明訓(キム・ミョンフン)九段(9708点)
6位:姜東潤(カン・トンユン)九段(9699点)
7位:元晟溱 (ウォン・ソンジン)九段(9677点)
8位:李昌錫 (イ・チャンソク) 九段(9656点)
9位:偰玹準(ソル・ヒョンジュン)九段(9650点)
10位:安成浚(アン・ソンジュン)(9637点)
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]
囲碁ニュース [ 2025年1月5日 ]
チェ・ヘグォン君、第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会優勝!

子供囲碁大会史上最大規模で開かれた「第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会」でチェ・ヘグォン君が初代チャンピオンになった。
2024年12月29日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた「第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会」最強部の決勝で、チェ・ヘグォン君がキム・ジュンウォン君を破り、ブラボーコン全国子供囲碁大会で優勝を果たした。
優勝インタビューでチェ・ヘグォン君は、「優勝を目標にしていたので、優勝できて嬉しい。 プロ棋士になって世界大会で優勝したい。」と抱負を語った。
一方、準優勝したキム・ジュンウォンは「決勝対局をしながらわくわくした。 これからもっと頑張って素敵なプロ棋士になりたい」と語った。
子供囲碁普及および活性化のために開催された「第1回ブラボーコン子供囲碁大会」は8月から韓国の各地で大会を行った。5つの地域大会の最強部優勝者とソウル大会本選進出者11人が決勝トーナメントを行い、すべての対局は囲碁テレビで生放送された。
ヘテアイスが主催した「第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会」は、5つの地域大会とソウル全国大会に計3000人の子供が参加し、盛況のうちに幕を下ろした。
[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]