アメリカ囲碁ニュース
アメリカの囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
囲碁ニュース [ 2024年12月10日 ]
カリフォルニア州選手権、ソン7dが優勝
カリフォルニア州選手権が11月30日-12月1日にかけてサンディエゴにおいて開催された。地元選手に加え、ワシントン州、ニューヨーク州、テキサス州など、米国各地から合計60人が参加した。
最強のオープンセクションには20人が参加。5回戦の結果、ガンユ・ソン7dがカルヴィン・スン1pを最終戦で破り全勝優勝した。
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囲碁ニュース [ 2024年10月22日 ]
2025年のUS囲碁コングレス、テキサス州オースティンで開催
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2024年のUS囲碁コングレスは、テキサス州オースティンにおいて開催されることとなった。会場はオースティン北郊のジョージタウンにあるサウスウェスタン大学で、期間は7月12-20日。
シリコンバレー囲碁クラブ、初となる大会を開催
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シリコンバレー囲碁クラブは、9月28日に同クラブ初となる大会を開いた。15kから5dに至るまで36人が参加し、3ラウンドを戦った。クラブは、来年春にも第2回目となる大会を開く予定。
囲碁ニュース [ 2024年8月6日 ]
ハワイで7月が「囲碁月」に
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ジョシュ・グリーン・ハワイ州知事は、7月を「囲碁月」とすると宣言した。ハワイの人々の間に囲碁の認知を広めると共に、世界の人々に、心を豊かにする趣味であり、かつ世界的文化遺産である囲碁を広めることを奨励する。米国囲碁協会(AGA)によるUS囲碁コングレスの開催月であること、また先日、米国囲碁財団(AGF)が表彰する「Teacher of the year」2024年版に、ホノルル囲碁クラブの創設者でプナホウ・スクールにおいて16年前から、「仏教哲学と囲碁」というコースを立ち上げ、囲碁指導を行ってきたブライアン・ジョンソンさんが選ばれたことが理由として挙げられた。
US囲碁コングレス、ポートランドで開催
US囲碁コングレスが7月13-21日にかけてオレゴン州ポートランドにおいて開かれた。ポートランドでコングレスが開かれるのは2008年以来となる。
全体では約550人、メイン大会であるオープン選手権およびマスターズでは426人が参加。また日本、韓国、中国、欧州から20人のプロがゲスト参加した。
トッププレイヤー向けの大会マスターズでは、オン・ソンフン7dとリュウ・インス7dが6勝1敗で並んだが、規定によりオン7dが優勝した。「マスターズ」のうち北米在住者を対象とする「北米マスターズ」においては、エリック・ルイ2pが5勝2敗を収め優勝。2位はアラン・フアン7d、3位はライアン・リー4pで、共に4勝3敗だった。
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囲碁ニュース [ 2024年7月7日 ]
北米入段手合:ビル・リン7dが新たなプロに
北米囲碁連盟(NAGF)が組織するプロ入段手合が6月16-21日にかけてカナダのモントリオールにおいて開かれた。合計12人が参加した。
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参加者はまず2グループに分かれて総当たりリーグ戦で争い、上位2位が準決勝進出。準決勝以降は3番勝負というというシステムである。決勝には、ビル・リン7dとセン・ツァン7dが進出。結果、リン7dが2連勝で入段を決めた。全10局中、敗れたのは準決勝における1局のみという圧倒的な内容だった。
リン7dは27歳で、バンクーバー在住。職業はトレーダー。「10年前に第2回目の米国のプロ入段手合に参加した時よりも、ストレスなく落ち着いた気持ちで臨めた」と語った。
ビル・リン7d | リン(2-1) | リン(2-0) |
ガンユ・ソン7d | ||
セン・ツァン7d | ツァン(2-0) | |
マイケル・シュー7d |
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2024年の「Teacher of the year」、ブライアン・ジョンソンさんが受賞
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あたっての心構えには共通点が多い、と語る。
青少年への囲碁指導に特に貢献した人物を米国囲碁財団(AGF)が表彰する「Teacher of the year」2024年版に、ブライアン・ジョンソンさんが選ばれた。ジョンソンさんは、オバマ元大統領の出身高校でもあるハワイのプナホウ・スクールの英語教師。16年前から、「仏教哲学と囲碁」というコースを立ち上げ、囲碁指導を行ってきた。毎年、180人ほどの生徒が囲碁を学んでいくという。
メキシコ碁コングレスが開催
第8回となる「メキシコ碁コングレス」が6月22-24日にかけてメキシコシティのメキシコ国立自治大学において開催された。56人が参加した。オープン選手権のほか、ペア碁、青少年向けの大会も開かれた。
オープン選手権では、エミル・ガルシア5dが優勝、アブラアム・フロレンシア6dが準優勝だった。
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ラテンアメリカ囲棋選手権サーキット衢州爛柯杯、10か国で開催
中国囲棋協会が協賛する「ラテンアメリカ囲棋選手権サーキット衢州爛柯杯」が4月半ばに終了した。「ラテンアメリカ囲棋選手権サーキット衢州爛柯杯」は、毎月ラテンアメリカの一国で対面式の大会を実施するもので、2022年に創設された。2022年9月にブラジル、11月にアルゼンチンとメキシコ、2023年10月にキューバ、12月にコロンビア、チリ、2024年1月にグアテマラ、3月にエクアドル、4月にドミニカ共和国、ベネズエラで大会を開いた。各大会には、初心者を含め40-50人程度が参加した。各大会のチャンピオンは6月にオンラインで対戦した。
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囲碁ニュース [ 2024年5月20日 ]
ニューヨーク州選手権が開催
第2回目となるニューヨーク州選手権が2月末にニューヨーク囲碁協会(New York Institute of Go)において開かれた。同協会はステファニー・イン1pとライアン・リー4pが運営している。
選手権には青少年35人を含め90人が参加した。大会の優勝はアレクサンダー・チー1p、2位はマイケル・チェン1p。ニューヨーク州選手権者は、アラン・ファン7dだった。
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囲碁ニュース [ 2024年3月4日 ]
米国大学囲碁協会のオンライン大会が開催
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米国大学囲碁協会(ACGA)が2023年12月末に北米在住の大学生を対象としたオンライン大会を実施した。カナダ、メキシコ、米国の20大学から参加者があった。
決勝には、ウィスコンシン大学マディソン校のシンケ・スン7dと、トロント大学のガンユ・ソン7dが勝ち上がり、スン7dが優勝した。
ACGAは2012年に立ち上げられた団体だが、近年は休眠状態にあった。活動再開に向けて、試験的な試みとして今回のオンライン大会を開いた。今年春からはリーグ戦の実施を計画している。
北米応氏杯、サンフランシスコで開催
サンフランシスコにおいて1月7日、北米応氏杯が開催され、70人以上が参加した。
最強となるオープンセクションでは、芮廼偉9pとドゥアン・ニンハン7dが同率優勝を果たした。
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