韓国囲碁ニュース

韓国の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
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囲碁ニュース [ 2025年1月14日 ]

ソパルコサノル杯、世界大会のワイルドカードは中国の柯潔九段!

写真:ワイルドカードに選ばれた柯潔九段。

 国内大会と隔年制で行われるソパルコサノル杯世界最高棋士決定戦の本戦メンバーが全員決まった。
 韓国・日本・中国・中華台北の棋士9名が出場する今大会に、韓国は4名が参加する。
 国内大会優勝で出場権を得た申眞諝(シン・ジンソ)九段を始め、昨年12月から開かれた国内先発戦で朴廷桓(パク・ジョンファン)九段と申旻埈(シン・ミンジュン)九段、姜東潤(カン・トンユン)九段が本戦参加チケットを手に入れた。
 2枚の本戦参加チケットが与えられた中国は、許嘉陽九段と屠曉宇八段が国内先発戦通過し、日本からは福岡航太朗七段、中華台北からはアジア競技大会金メダリスト許皓鋐九段が参加する。
 最後の1枚の本戦チケットは柯潔九段が手に入れた。柯潔九段は国内先発戦で脱落したが、スポンサーに呼ばれて出場する機会を得た。
 ソパルコサノル世界最高棋士決定戦は、国内大会と同じく9人のフルリーグで順位を決める。 今大会は2月6日から10日まで第1戦を行い、 第2戦は6月9日から12日まで行われ、リーグ成績1位と2位の決勝3番勝負は10月に行われる予定。
 5年間、国内で開かれたソパルコサノル最高棋士決定戦は、今年から規模を拡大し、世界大会と共に隔年制で行われる。 今年の第1回世界大会が終われば、2026年には第6期の国内大会が行われる予定。
 第1回ソパルコサノル世界最高棋士決定戦株式会社インフォベールが主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2025年1月8日 ]

申眞諝九段と金恩持九段、2025年新年ランキングで男女1位!

写真:男女1位となった申眞諝九段と金恩持九段

 眞諝(シン・ジンソ)九段と金恩持(キム・ウンジ)九段が2025年新年ランキングでそれぞれ男女1位となった。
 申眞諝九段は去年67勝13敗、83%の勝率で勝ち星と勝率部分で1位となった。
 2025年1月のランキングでも韓国ランキング1位となった申眞諝九段は、2020年1月から61か月間、韓国ランキング1位を守り抜いた。
 金恩持九段は崔精(チェ・ジョン)九段を抜いて2024年8月以来、5ヶ月ぶりに女子ランキング1位になった。
 全体ランキングでは金恩持九段は9460点で34位、崔精九段は9454点で36位を記録し、女子ランキング1位の争いは今年さらに激しくなりそうだ。
 10位圏内では朴廷桓(パク・ジョンファン)九段と卞相壹(ビャン・サンイル)九段、申旻埈(シン・ミンジュン)九段、金明訓(キム・ミョンフン)九段が順位変更なく、2位から5位から席を守った。
 姜東潤(カン・トンユン)九段と元晟溱 (ウォン・ソンジン)九段が順位を入れ替えて6位と7位、李昌錫 (イ・チャンソク) 九段が8位、偰玹準(ソル・ヒョンジュン)九段は9位、安成浚(アン・ソンジュン)九段は10位を記録した。
 一方、10位圏外では金彩瑛(キム・チェヨン)九段が97位から83位まで順位を上げ、女子ランキング3位となった。
 呉侑珍(オ・ユジン)九段は韓国ランキング86位、女子ランキング4位となった。
 2009年1月から施行されている新しい韓国ランキングはレーティングポイント制度を使用し、棋士の成績に応じて点数を定め2022年8月からプロ棋士全員のランキングを発表することになった。

2025年1月の韓国棋士ランキング(1位から10位まで)
1位:申眞諝(シン・ジンソ)九段(10370点)
2位:朴廷桓(パク・ジョンファン)九段(9967点)
3位:卞相壹(ビャン・サンイル)九段(9785点)
4位:申旻埈(シン・ミンジュン)九段(9755点)
5位:金明訓(キム・ミョンフン)九段(9708点)
6位:姜東潤(カン・トンユン)九段(9699点)
7位:元晟溱 (ウォン・ソンジン)九段(9677点)
8位:李昌錫 (イ・チャンソク) 九段(9656点)
9位:偰玹準(ソル・ヒョンジュン)九段(9650点)
10位:安成浚(アン・ソンジュン)(9637点)

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2025年1月5日 ]

チェ・ヘグォン君、第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会優勝!

写真:表彰式の様子。

 子供囲碁大会史上最大規模で開かれた「第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会」でチェ・ヘグォン君が初代チャンピオンになった。
 2024年12月29日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた「第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会」最強部の決勝で、チェ・ヘグォン君がキム・ジュンウォン君を破り、ブラボーコン全国子供囲碁大会で優勝を果たした。
 優勝インタビューでチェ・ヘグォン君は、「優勝を目標にしていたので、優勝できて嬉しい。 プロ棋士になって世界大会で優勝したい。」と抱負を語った。
 一方、準優勝したキム・ジュンウォンは「決勝対局をしながらわくわくした。 これからもっと頑張って素敵なプロ棋士になりたい」と語った。
 子供囲碁普及および活性化のために開催された「第1回ブラボーコン子供囲碁大会」は8月から韓国の各地で大会を行った。5つの地域大会の最強部優勝者とソウル大会本選進出者11人が決勝トーナメントを行い、すべての対局は囲碁テレビで生放送された。
 ヘテアイスが主催した「第1回ブラボーコン全国子供囲碁大会」は、5つの地域大会とソウル全国大会に計3000人の子供が参加し、盛況のうちに幕を下ろした。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

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