韓国囲碁ニュース

韓国の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。
韓国からの囲碁ニュース・棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2026年2月19日 ]

2026デバン建設杯、女子囲碁リーグオールスターが優勝!

写真:表彰式の様子。

 2026デバン建設杯で女子囲碁リーグオールスターが優勝を果たした。

 2026年2月9日に韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた「2026デバン建設杯レジェンドvs女子囲碁リーグオールスター戦」で女子囲碁リーグオールスターがレジェンドオールスターを破って優勝した。

 今大会は各リーグ上位ランキング二人と主催者シード一人合わせて3人の団体戦で行った。

 レジェンドオールスターからは李昌鎬(イ・チャンホ)九段と崔明勳(チェ・ミョンフン)九段、劉昌赫(ユ・チャンヒョク)九段が参加し、女子リーグオールスターからは金恩持(キム・ウンジ)九段と金彩瑛(キム・チェヨン)九段、呉侑珍(オ・ユジン)九段が参加した。

 第1局ではレジェンドオールスターの劉昌赫九段が女子囲碁リーグオールスターの金彩瑛九段に勝利したが、第2局と第3局は女子囲碁リーグオールスターの金恩持九段と呉侑珍九段が李昌鎬九段と崔明勳九段にそれぞれ勝利し、女子囲碁リーグオールスターが逆転勝利した。

 女子囲碁リーグオールスターのオーダーを任された主将の金恩持九段は「思いがけずオーダーを任され提出したが、良い結果につながってうれしい。」と笑顔を見せた。「去年の女子リーグは準優勝終わったが、今年こそは優勝したい。」と抱負を語った。

 持ち時間20分、秒読み40秒3回で行われた「2026デバン建設杯レジェンドvs女子囲碁リーグオールスター戦」はデバン建設が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2026年2月13日 ]

韓国、農心辛ラーメン杯6連覇達成!

写真:表彰式の様子。

 今年も申眞諝(シン・ジンソ)九段の活躍で韓国が6連覇に成功した。

 2026年2月6日、中国・広東省深圳市で行われた第27回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦本戦14局目で、申眞諝九段が日本の一力遼九段九段に180手白中押しで勝利した。

 最終局は序盤は完璧な内容で一力遼九段がリードしたが、中盤の戦いで大きなミスを犯し、申眞諝九段の大逆転勝利となった。この勝利で韓国は第22回大会から大会6連覇を果たした。韓国の主将で6年連続優勝カップを韓国にもたらした申眞諝九段は、今大会連勝数を21に伸ばした。

 優勝インタビューで申眞諝九段は「最後に反省点が多い碁を打ったので、嬉しい気持ちより、残念な気持ちが強い。優勝できたのは運が良かった。」と語った。

 一方、20年ぶりに農心辛ラーメン杯優勝に挑んだ日本は韓国の申眞諝九段の壁を越えられずに準優勝となった。申眞諝九段は2013年入段以来公式戦で日本棋士相手に45戦全勝を記録している。

 持ち時間1時間、秒読み60秒1回で行われた第27回農心辛ラーメン杯世界囲碁最強戦は、株式会社農心と韓国棋院が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2026年2月5日 ]

「囲碁皇帝」曺薰鉉九段が「神童」柳嘏俊初段に指導

写真:対局の様子。

 韓国囲碁のレジェンド曺薰鉉(チョ・フンヒョン)九段が自分の最年少入段記録を63年ぶりに更新した柳嘏俊(ユ・ハジュン)初段にプロの高い壁を実感させた。

 2026年1月30日、韓国棋院囲碁テレビスタジオで行われた「SOOPER MATCH世代を繋ぐ」特別対局で曺薰鉉九段が柳嘏俊初段に281手、白2目で勝利した。

 この対局は始まる前から大きな注目を集めた。

 73歳の曺薫鉉(チョ・フンヒョン)九段が1962年に作った世界最年少入段記録(9歳7か月5日)を、2025年12月に柳嘏俊初段が9歳6か月12日で更新したからである。

 この二人の対局は対局だけで歴史的な事だった。

 対局は柳嘏俊初段がコミ無しの定先で挑んだ。対局は序盤から大きな戦いが始まり、中盤の戦いで柳嘏俊初段リードを掴んだが、曺薫鉉九段がヨセで逆転に成功した。

 局後インタビューで曺薫鉉九段は「対局の途中で、自分の幼い頃が思い出された。碁の内容を見ても、凄い才能があるのは確かだ。これから韓国囲碁を牽引していく人材へと成長することを期待している。」と話した。続いて柳嘏俊初段は「曺薫鉉九段が世界大会で優勝する姿は写真などで見たことがある。今日の結果は負けとなったが碁の内容は満足している。」と話した。

 去年12月18日にプロになった柳嘏俊初段はデビュー戦で負けとなったが、今回の対局はイベント対局で公式では反映されない。

 「SOOPER MATCH世代を繋ぐ」はSOOPが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2026年1月28日 ]

第1 回申眞諝杯全国子ども囲碁大会」が開催

写真:大会の様子。

 世界最強棋士・申眞諝(シン・ジンソ)九段の名前を付けた「第1 回申眞諝杯全国子ども囲碁大会」が2026年1月24日、釜山・海雲台教育支援庁体育館で盛大に開催された。

 開会式には、申眞諝九段をはじめ、金大旭(キム・デウク)釜山市囲碁協会長、申眞諝九段、梁宰昊(ヤン・ジェホ)韓国棋院事務総長、大会参加者など約800人が出席した。

 開幕式で申眞諝九段は、「囲碁は一手一手を通じて、自分だけの道を切り拓いていくスポーツ。今回の大会が、子どもたち一人ひとりが自分だけの囲碁を完成させ、素晴らしい棋譜を残す時間になることを願っている。第2回、第3回はもちろん、10年以上続く大会となるよう、今後も力を尽くしていきたい。」と抱負を語った。

 本大会は全国部と釜山地域部、最高位部、有段者部、学年別部門など、計12部門で行われた。

 大会中ではさまざまなイベントも同時に開催された。申眞諝九段のファンサイン会は、時間の都合で参加者が50名に限定されたにもかかわらず、高い人気ぶりを実感させた。また、午後に行われた李周亨(イ・ジュヒョン)三段と朴秀昌(パク・スチャン)二段による指導碁も参加者に大人気だった。

 一方、大会最強者を決める最高位部では、イ・ソジュン君が5戦全勝で優勝を果たした。優勝インタビューでイ・ソジュン君は「6年生最後の大会で優勝できて本当にうれしい、将来はプロ棋士になりたい。」と語った。

 今年初めて開催された第1回申眞諝杯全国子ども囲碁大会は、釜山市囲碁協会と申眞諝愛好会が主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2026年1月22日 ]

蔚山高麗亜鉛、8連勝で今シーズン初の1位!

写真:姜儒澤九段(左)と申眞諝九段(右)の対局の様子。

 蔚山高麗亜鉛が破竹の8連勝を飾り、1位となった。

 2026年1月15日、韓国棋院囲碁テレビスタジオ行われた2025-2026 KB国民銀行囲碁リーグ第11ラウンド第1試合で、蔚山高麗亜鉛は正官庄を相手に第2局目まで落としたが第3局目から3連勝し、3勝2敗で逆転勝利を果たした。蔚山高麗亜鉛は今回の勝利で8連勝となり、1位になった。一方、正官庄は今回の負けで最下位となった。

 1位だったWONIKは、秀麗な陜川に1勝3敗で破られ、2位に後退した。秀麗な陜川は今回の勝利で5勝目を挙げ、5位でポストシーズン進出への望みをつないだ。

 馬韓の心・霊岩と韓屋村全州の対戦では、韓屋村全州の姜儒澤(カン・ユテク)九段が、馬韓の心・霊岩の主将申眞諝(シン・ジンソ)九段を破る大波乱が起きた。今シーズン全勝だった申眞諝九段の連勝は9で止まったが、姜儒澤九段は今シーズン7戦全勝を記録した。しかし、韓屋村全州は2局まで勝利し2勝0敗でリードしたが、第3局から馬韓の心・霊岩が3連勝し、主将の申眞諝九段が負けたにもかかわらず逆転勝利に成功した。これにより、韓屋村全州は4位、馬韓の心・霊岩は7位となった。

 18日に行われた第11ラウンド第4試合では、永林プライム窓がGSカルテックスを相手に3勝2敗で逆転勝利した。現在永林プライム窓は3位、GSカルテックスは6位。

 第11ラウンドまで終了した2025-2026 KB国民銀行囲碁リーグは、22日(木)に第12ラウンドが再開し、9連勝に挑む蔚山高麗亜鉛と、永林プライム窓の対決で幕を開ける。続いて、ポストシーズン進出のために勝利が不可欠な韓屋村全州と秀麗な陜川が対戦し、GSカルテックス対WONIK、正官庄と馬韓の心・霊岩の試合が順に行われる。

 2025-2026 KB国民銀行囲碁リーグは、今年2月まで8チームによるダブルリーグ方式で、全14ラウンド56試合が行われ、上位4チームがポストシーズンに進出する。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2026年1月18日 ]

申旻埈九段が5年ぶりにLG杯優勝!

写真:終局後の様子。

 申旻埈(シン・ミンジュン)九段が、28年ぶりに行ったLG杯の日韓決勝で勝利した。

 2026年1月15日、韓国・国立中央博物館で行われた第30回LG杯朝鮮日報棋王戦決勝3番勝負最終局で、申旻埈九段が日本の一力遼九段に218手、白番中押しで優勝を決めた。

 12日の第1局では、優勢な局面を大逆転負けした申旻埈九段。14日の第2局で反撃に成功、最終局も制して5年ぶりにLG杯優勝カップを手にした。

 優勝インタビューで申旻埈九段は、「第1局で大逆転負けをして、優勝は難しいと思っていたが、今日の苦しい碁を勝つことができて本当に嬉しい。最近は成績があまり良くなく、自信を失っていたが、運にも恵まれた。今年は良いスタートを切ることができたので、他の世界大会でも良い成績を残したい」と抱負を語った。

 一方、日本人棋士として初めてLG杯優勝に挑んだ一力遼九段は、申旻埈九段に惜しくも敗れ、準優勝となった。日本はこれまで、中華台北出身の王立誠九段と張栩九段による2度の優勝記録はあるものの、日本人棋士による優勝はまだない。

 第30回LG杯朝鮮日報棋王戦は、持ち時間3時間、秒読み40秒5回で行われ、朝鮮日報社と株式会社LGが主催した。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2026年1月13日 ]

2025年総決算!金恩持九段が2025年勝ち星ランキング1位!

写真:金恩持(キム・ウンジ)九段

 金恩持(キム・ウンジ)九段が、2025年の勝ち星ランキングで1位となった。

 2025年の呉清源杯、女流棋聖戦、河燦錫国手杯、蘭雪軒杯、女流国手戦の5大会で優勝を果たした金恩持九段は、90勝31敗、勝率74%を記録。勝ち星数と対局数の両部門でトップに立った。

 一方、男性棋士では申眞諝(シン・ジンソ)九段が、今年も圧倒的な成績を残した。

 2025年に南洋杯、ソパルコサノル世界最強棋士決定戦、ハナ銀行囲碁スーパーマッチ、GSカルテックス杯、名人戦の5大会で優勝し、67勝11敗勝率86%を記録、勝率部門と連勝記録(21連勝)で1位となった。

 申眞諝九段は2025年に賞金12億ウォン(約1億3,000万円)を獲得し、賞金ランキングでもトップに立った。2020年から6年連続で年間賞金10億ウォン(約1億1,000万円)を超えており、韓国ランキングでも1年間1位の座を守り抜いた。

 また、韓国で活躍している日本人棋士の仲邑菫(なかむら・すみれ)四段も、60勝38敗という好成績を収めており、2026年のさらなる活躍が期待されている。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

囲碁ニュース [ 2026年1月8日 ]

朴廷桓九段、新韓銀行世界棋仙戦決勝進出!

写真:終局後の様子。

 朴廷桓(パク・ジョンファン)九段が、新韓銀行世界棋仙戦の決勝進出を決めた。

 2025年12月29日、韓国ソウルにあるローヤルホテルで行われた第1回新韓銀行世界棋仙戦準決勝で、韓国の朴廷桓九段が中国の党毅飛九段に296手黒2目半勝ち、決勝進出を果たした。

 終局後のインタビューで朴廷桓九段は「対局中はとても緊張していたが、決勝に進むことができてうれしい。王星昊九段とは以前からネット対局で何度も打ってきた。実力は相手のほうが上だが、しっかり準備して良い結果を出せるよう最善を尽くしたい。」と抱負を語った。

 一方、もう一つの準決勝では、中国の王星昊九段が日本の芝野虎丸九段に271手黒中押し勝ち、決勝進出を決めた。対局後のインタビューで王星昊九段は「準々決勝で申眞諝(シン・ジンソ)九段に勝つことができ、その勢いで決勝まで進むことができました。決勝までこのコンディションを維持したい。」と語った。

 朴廷桓九段と王星昊九段の決勝戦は2月25日に新韓銀行本店で行う予定。

 二人の対戦成績は王星昊九段が2勝1敗でリードしている。

 世界最高レベルの優勝賞金4億ウォン(約4300万円)の第1回新韓銀行世界棋仙戦は新韓銀行が主催している。

[ 記事:趙錫彬/資料提供:韓国棋院 ]

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