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囲碁ニュース [ 2025年2月12日 ]

グランプリファイナル、クルシェルニツキー7dが優勝

グランプリファイナル大会が1月3-6日にかけてドイツ西部カールスルーエにおいて開かれた。

大会参加者。

グランプリファイナルは、2024年欧州グランプリ・サーキットの最後を飾る大会。サーキットを構成する一連の大会における成績により配分されるポイントの高い16人が参加できる。サーキットを構成する大会は、グランプリファイナルを除くと、夏に仏トゥルーズで開かれた欧州囲碁コングレスをはじめ10大会だった。

16人はまずA-Dのグループに分かれてリーグ戦を行い、上位2人が決勝トーナメントに進出するシステムである。トーナメントでは、アリ・ジャバリン2p(イスラエル)とヴァレリー・クルシェルニツキー7d(ウクライナ)が決勝に進出。序盤から大型の戦いとなったが、主導権を握ったクルシェルニツキー7dが中押し勝ちで優勝した。

中央が優勝したクルシェルニツキー7d。右が2位のジャバリン2p、左が3位のネイリンク6d。
ルカシュ・ポドペラ7d(チェコ) ジャバリン ジャバリン クルシェルニツキー
アリ・ジャバリン2p(イスラエル)
トマ・ドゥバール7d(フランス) ドレアン=ゲナイジア
バンジャマン・ドレアン=ゲナイジア7d(フランス)
リュカ・ネイリンク6d(ベルギー) ネイリンク クルシェルニツキー
スタニスワフ・フレイラック1p(ポーランド)
ダーメン・ウー6d(英国) クルシェルニツキー
ヴァレリー・クルシェルニツキー7d(ウクライナ)

[ 記事:野口基樹 ]

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