8月 思い出の一局
名人戦予選の大竹英雄名誉碁聖との対局をご紹介していただきました。
女流棋士の思い出の一局では、担当の女流棋士の印象に残っている一局をご紹介します。対局当時の状況や気持ちを振り返っていただき、その当時の思いを皆さまにお伝えします。 続きを読む
知念かおり四段 思い出の一局
- 2007年12月20日 第34期 名人戦 予選C決勝
- 黒番:大竹英雄名誉碁聖 白番:知念かおり四段
161手完 黒中押し勝ち
棋譜の拡大版は こちら
指導棋士プロフィール
2007年、名人戦予選で対局した大竹先生との一局です。
子どもの頃の勉強は毎日の棋譜並べ、大竹先生の碁が大好きでよく並べていました。
碁の内容は、序盤は私にしてはよく打てていて、いい勝負だったと思います。
白88、90とアテて押したあたりはいい感じかなと思っていましたが、その後の白98につないだ手が敗着になりました。
黒99に伸びられては一気に苦しい形勢に…。中央に伸びまたはアテて左下を大事にしなければいけませんでした。
大竹先生との初対局、緊張しましたがいい経験になりました。
小柄な大竹先生ですが、碁盤を前にすると本当に大きく感じました。
碁を教えてくれた父も喜んでいたので、嬉しかったです。
また対局できる機会を楽しみに、頑張ります(^-^)