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6月 思い出の一局

女流棋聖戦挑戦者決定戦での謝依旻女流本因坊との対局をご紹介していただきました。

女流棋士の思い出の一局では、担当の女流棋士の印象に残っている一局をご紹介します。対局当時の状況や気持ちを振り返っていただき、その当時の思いを皆さまにお伝えします。 続きを読む

華の女流棋士 思い出の一局

石井茜二段 思い出の一局


石井茜二段
プロフィール詳細
2012年12月17日 第16期 女流棋聖戦 挑戦者決定戦
黒番:石井茜二段 白番:謝依旻女流本因坊
122手完 白中押し勝ち

棋譜の拡大版は こちら

指導棋士プロフィール

石井茜二段
昭和57年8月2日生。埼玉県。
平成19年8月入段。
平成23年11月二段。
《 関西棋院賞 》山野賞1回、永井賞1回、平成20年新人賞。

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思い出の一局 棋譜

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三年前の女流棋聖戦挑戦者決定戦で謝依旻女流二冠(当時)との対局です。
挑戦者決定戦は今まで何度か打ったのですが(まだ勝ったことありません。。)、この対局は特別緊張しました。というのも雲の上の存在、謝さんとの初めての対局だったからです。

極度の緊張が解けないまま対局が始まり、なんかぼーっとしながら進みました。
この棋戦は一手30秒NHK方式の早碁で、待ってはくれません。
布石は無難にと思っていたのに、相手が白8と珍しい手を打ってきました。
そして開始早々黒15・17が疑問手で、白18・20で困ってます。
対局時も働かない頭で「白20に打たれたらどうしよう・・」とぽけーっと思いながら打っていたら当然そう打たれ、困って目が覚めたのを覚えています。

この碁はその後も全然手が見えず読めずでいいところなく、最後には見事に潰されて終了。
謝さんとの対局をとても楽しみにしてたのに寝ぼけたような碁を打ってしまい、悔いの残る一局となりました。

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