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2月 思い出の一局

大竹英雄名誉碁聖と対局した2009年十段戦予選を思い出の一局としてご紹介していただきました。

女流棋士の思い出の一局では、担当の女流棋士の印象に残っている一局をご紹介します。対局当時の状況や気持ちを振り返っていただき、その当時の思いを皆さまにお伝えします。 続きを読む

華の女流棋士 思い出の一局

中島美絵子二段 思い出の一局


中島美絵子二段
プロフィール詳細
2009年 十段戦予選C
黒番:中島美絵子初段 白番:大竹英雄名誉碁聖

棋譜の拡大版は こちら

指導棋士プロフィール

中島美絵子二段
昭和53年10月18日生。東京都。
平成15年入段。21年二段。
平成2年:全国少年少女囲碁大会5位入賞(小学6年生)
12年:全日本女流アマ選手権優勝
13年:全日本女流アマ選手権優勝。2連覇。
15年:第7期女流棋聖戦本戦入り
平成18年4月から21年3月。
NHK杯囲碁トーナメントの聞き手を務める。

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思い出の一局 棋譜

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2009年に十段戦の予選でしたが、大竹英雄先生に教えていただく機会がありました。

最初組み合わせを見た時『やった!』純粋に喜ぶ私。
でもそれは段々と緊張に変わり、対局日まで嬉しい気持ちと緊張感が入り混じっていました。

そして当日、日本棋院5階の対局室に早めに到着し、対局開始を待ちました。
この時のドキドキは今も覚えています。

この写真は、第38期名人戦第四局終局後、大竹先生、井山先生とペア碁を教えていただいた時のもの

ニギリがはじまり、もし白をあててしまったらどうしよう?
最初から黒でお願いするか!?
頭の中で色んな事がよぎりました。

でも互い先、ニギリがルールだし、と考えているうちに石が数えられ・・・

黒をあてた!なんだかすごくホッとしました。

対局が始まり、大竹先生の着手の早いこと早いこと。
鋭い一手に身が引き締まる思いの中、 囲碁を打てるのは幸せだなと感じました。

内容については私の悪いところばかりなのでふれません。
もしまたいつか教えてもらえる機会があるなら、 この時より自分の思いを伝えられるような碁を打ちたいです。

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