囲碁ゲームサロン パンダネット

学習

1月 女流棋士囲碁相談室

佃亜紀子五段へのご相談

毎月月初に更新される「女流棋士囲碁相談室」、月々担当する華の女流棋士が、最近の出来事などの近況のお手紙とともに質問に回答していただきます。 続きを読む

あなたのお悩み囲碁相談室

今月のご相談 其の一

囲碁の面白さ、魅力とは、どのようなものだと思われますか?

入門教室で囲碁の魅力を伝える時には、『囲碁は子供から年配まで、色んな人と楽しむことができ、子供でも大人の人に囲碁なら勝てる! 』とよく伝えています。

私個人での面白さは、何度打っても同じ状況にならず、一手打つごとに状況判断しないといけない。その時に相手との駆け引きや、答えが見つからなくても「どんな作戦にしていこう・・・」と、色々と考えるのが、碁を打ってて一番楽しい場面です。

みなんさんも囲碁をやり続けていると、楽しさや奥深さをどんどん感じていられるのではないでしょうか。勝っても負けても「考える楽しさ」がある囲碁、囲碁人口が増えてどんどん広がっていけばいいですね!

今月のご相談 其の二

囲碁の棋士になっていなかったら、
どのような仕事をされていたと思いますか(就きたかったですか)?

5、6才の頃に習い事で、囲碁、ピアノ、習字をしていました。ピアノ、習字はあまり長続きせず、勝ったり負けたりする囲碁が楽しかったんだと思います。12才で院生になったので、子供の時は囲碁以外の職業はあまり考えていなかったでしょうか。

高校生の頃、英語や外国に興味を持ち外国語の大学に進学しました。4年の時に棋士になれたのですが、棋士になれていなかったら、英語や海外に関連した職業を目指していたかもしれませんね。

プロ棋士になってから、囲碁が外国でも広がっていると知り、囲碁普及の派遣などで色々な国へ行くラッキーな機会をたくさん頂きました。世界中の囲碁プレイヤーと知り合え、文化交流や貴重な経験ができました。棋士になって良かった一つは、囲碁を通じて日本や外国で様々な方と出会えたことです!

華の女流棋士 思い出の一局トップへ戻る