小林泉美女流本因坊へのご相談

私は、模様を張る事も張られる事も嫌いです。
白番で黒に三連星をやられるともう５手目で投了したくなります。
泉美さんは、武宮先生と対局するときはどのようなことを考えて対局にのぞみますか。教えてください。

愛知県　加藤さんからのご相談

私も、模様を張る事も張られる事も苦手なので、加藤さんの気持ちがわかります。
なぜ苦手かというと、とても難しいからですが、そこが碁の楽しさでもありますよね？
私は武宮先生とは一度、ＮＨＫ杯で教えていただいたことがあります。その時は私の先番でしたので、三連星にはならなかったのですが、とにかく自分の薄い石を作らないように意識して打っていたように思います。
実は、今度のリコー杯で武宮先生とペアを組ませていただきます。
なので...私も自分なりに三連星の布石について少しでも理解できるように勉強しているところです。
まだわからないことばかりですが、知れば知るほど、三連星は奥深く、有力な布石ですね。
ただ、５手目で投了しなくても、白も無限の変化がありますし、模様を睨んだ攻防を、ぜひ楽しんでいただきたいな、と思います♪

小林女流本因坊のファンです。女流本因坊の対局はＮＨＫやスカパーの囲碁将棋チャンネルでいつも拝見しています。
ところで、私は四段くらいの腕前です。先月からパンダネットで打ち始めました。パンダでは２５手５分くらいの早碁に挑戦しています。
ところが、後で検討してみるとポカや凡ミスが多すぎて負けてしまいます。
また、時間の使い方が下手で時間切れで負けることもたびたびあります。
何か解決方法は無いものでしょうか。また、早碁のコツがあったら教えてください。

宮城県　八尾さんからのご相談

この、パンダネットの２５手で持ち時間をいただくシステムは良くできてると思うのですが、慣れるまでは私も時間配分がうまくいかなくて、時間切れで負ける事がとても多かったです。
早碁のコツは、やはり「形」に明るくなることではないでしょうか？
常に第一感を求められるわけですから、序盤の感覚を磨くなら、プロの打ち碁を並べたり、手所のヨミの感覚を鍛えるなら、詰碁や手筋がオススメです。
これだけでも、凡ミスなどは随分減りますが、時間の使い方に関しては、慣れるよりないと思いますので、とにかく打って打って打ちまくってください♪
だんだん、１手１０秒くらいのリズムがつかめるんじゃないでしょうか？