囲碁を覚えましょう。ルールは簡単ですから、すぐ始められます。このテキストでは、毎日少しずつコツを覚えて、10日で独り立ちできるように構成しました。まったく囲碁を知らない方も、気楽に取り組んでください。少しご存知の方は、さらに理解を深めるように、復習のつもりでご覧ください。
[1]ゲームの内容
囲碁は黒石と白石を用いて、互いの陣地を増やして行くゲームです。1図のように縦横に19ずつの線を引いた19×19の碁盤の上に、黒白の碁石を置いていきます。碁石を置くのは、線が交差した地点です。
二人で行ないますから、どちらかが黒石を持ち、もう一人が白石を持ちます。
黒から先に始めて、まず黒石を一つ置きます。次に白が石を置きます。一回ずつ交互に石を置いていきます。
この石を置く行為を、「打つ」と言います。囲碁には独特な言い回しがありますが、覚えると囲碁に馴染みやすくなります。また、囲碁の言葉をたくさん使いこなすと、囲碁の通のような感覚も味わえますから、少しずつ覚えていきましょう。
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1日目…囲碁の紹介
[1] ゲームの内容
[2] 打ち方
[3] 勝ち負けの基準
[4] 石を取れる
[5] 黒地と白地の見分け方
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