松本さん、こんにちは。 |
碁を打ちながら冷静になる、というのは確かに難しいことですね。 |
私も、最後まで冷静に計算ができる時は多少悪い碁でも勝てたりしますが、逆に冷静さがなくなってしまうとどんなに良い碁でも逆転されたりします。 |
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熱くならないためのアドバイスですが、勝負にこだわらないこと。勝ち負けを考えないこと。がいいような気がします。 |
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気合が入りすぎてしまったり、勝ちが見えて冷静になれないときは、まず次の一手の最善を尽くすことに集中するのがいいのではないでしょうか。 |
結局、碁も一手一手の積み重ねですから、常に目の前の一手を考えていればいずれゴールが来るはずです。 |
結果は天に任せるというくらいの気楽な気持ちが好結果を生むような気がします。 |
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男性棋士と打つときに気負いがないでしょうか? というご質問ですが。 |
私はNHK杯には毎回「女流推薦」という形で出場資格をいただいています。 |
一流の先生と対局! という貴重な経験ですので、勉強のつもりでいますから特別に気負うことはありません。 |
もちろんせっかくいただいたチャンスですから、1局でも多く対局したいというのはありますが、その前に序盤から潰れてしまっては、すぐ終わってしまってもったいないので、「息の長い碁にできるように」と、それだけを考えて打っています。 |
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私なりに考えたアドバイス…お役に立てると良いのですが。 |
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私は松本さんのように『熱い』気迫のこもった碁を打てる方を本当に尊敬します。 |
勝負に徹したらそれは冷静なほうが有利かもしれませんが、碁も生き物ですから、人間味あふれる一手一手に人の心は動かされます。 |
冷静なコンピューターのような着手もすごいですけど、気合の入った手に相手が押されて間違えるということもよくありますよね。 |
これからも「松本さんらしさ」を大切に、躍動感のある碁を打ちつづけてくださいね♪ |