棋士になれていなかったら、英語や海外に関連した職業を目指していたかもしれませんね。


華の女流棋士が交代でお答えします。あなたのお悩み「囲碁」相談室
佃亜紀子五段 囲碁相談室
ご相談その二
囲碁の棋士になっていなかったら、どのような仕事をされていたと思いますか(就きたかったですか)?
佃亜紀子五段の回答

5、6才の頃に習い事で、囲碁、ピアノ、習字をしていました。ピアノ、習字はあまり長続きせず、勝ったり負けたりする囲碁が楽しかったんだと思います。12才で院生になったので、子供の時は囲碁以外の職業はあまり考えていなかったでしょうか。

高校生の頃、英語や外国に興味を持ち外国語の大学に進学しました。4年の時に棋士になれたのですが、棋士になれていなかったら、英語や海外に関連した職業を目指していたかもしれませんね。

プロ棋士になってから、囲碁が外国でも広がっていると知り、囲碁普及の派遣などで色々な国へ行くラッキーな機会をたくさん頂きました。世界中の囲碁プレイヤーと知り合え、文化交流や貴重な経験ができました。棋士になって良かった一つは、囲碁を通じて日本や外国で様々な方と出会えたことです!
其の一

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