囲碁ゲームサロン パンダネット

大会・イベント

日本囲碁ニュース (碁聖戦)

日本の囲碁ニュース・棋戦情報をお伝えします。

日本で行われている囲碁のイベントや棋戦情報を皆様にお伝えします。

囲碁ニュース [ 2017年8月3日 ]

井山 碁聖6連覇

 井山裕太碁聖に山下敬吾九段が挑戦する第42期碁聖戦五番勝負第3局が7月25日、熊本県熊本市の「ホテル日航熊本」で行われた。1、2局を連勝していた井山がここで防衛を決めるか、山下が1勝を返し次局につなげるかが注目される中、白番の井山がつけ入る隙のなく打ち回し、中押しで勝利。6連覇を果たした。
 本シリーズは特に井山の強さが光っていたように思う。山下に明確な失着があったとも思われないのに、いつの間にか井山の優勢になっていた。一人別次元の風景を見ていることを明確に示す結果であり、内容だった。



囲碁ニュース [ 2017年5月19日 ]

碁聖挑戦は山下!

終局後の対局室

 第42期碁聖戦の挑戦者決定戦が18日、日本棋院で行われた。本戦トーナメントを勝ち上がってきたのは、平成四天王の一人、山下敬吾九段と、現在本因坊戦で井山裕太六冠に挑戦中の本木克弥八段だった。結果は山下が力と力がぶつかる戦いの碁を制し、139手で黒番中押し勝ち。2期ぶりに井山碁聖への挑戦権を獲得した。
 これで山下は15年連続して七大タイトル戦の挑戦手合に出場していることになる。これは趙治勲名誉名人の24年、林海峯名誉天元と加藤正夫九段の16年に次ぐ記録。若い世代が次々と出てきてはいるが、世代交代というには早すぎる。
 「タイトル戦は久しぶり(昨年1月の棋聖戦以来)なので嬉しい。井山さんには負けっぱなしだが、昔の先生は長く活躍されていたので、自分もまだまだ頑張らないと、という気持ちはある」と山下。五番勝負については「対策はもちろんだが、それ以上に自分の調子をいかに万全に整えるかが大事」と意気込んだ。
開幕戦は6月22日、宮城県松島町の「松島 一の坊」で行われる。

バックナンバー